講演内容 Abstract
私たち歯科衛生士は、歯周治療を行う際、歯周病原細菌や歯周ポケットに主眼を置いて診る傾向がある。しかしながら、患者によってはそれらのコントロールだけでは、長期にわたり維持管理していくことが難しいケースにしばしば遭遇する。たとえば、エンドペリオやセメント質剥離など、ペリオと見誤りやすい病変の兆候を歯科衛生士が知っていることで、歯の長期的な保存につながると考える。
今回は、歯周病との鑑別診断が難しいと言われているいくつかの病変について、臨床ケースをもとにお話したいと思う。
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- 歯科衛生士 2019年5月号
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- 歯科衛生士 2020年1月号