講演内容 Abstract
咬合崩壊患者に対する咬合高径、顎位の設定法はさまざまであり、それに対する治療法も多岐にわたる。日々進化を遂げている歯冠修復治療における材料の選択もまた然りであり、われわれはその中から診断方法、修復材料を考え、目の前にある問題を改善すべく複雑な治療に挑んでいる。
今回、後天的な咬合崩壊に対してmaxillofacial analysisを用いて顎顔面を分析し、骨格に調和する咬合を目指した症例を最小限の侵襲で予知性のある治療を行うために、どの点に注意して進めていったのか、術後経過を含めて解説させていただく。
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- QDT 2018年8月号
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- QDT 2018年9月号