講演内容 Abstract
かかりつけ医として乳歯列から永久歯列までの子どもたちの成長発育を観察していると自然に、永久歯列の正常咬合を獲得していく子どもがわずかながらいる。その記録を振り返ると乳歯列にも混合歯列にもある共通の状態があり、それを経て永久歯列で正常咬合を獲得しているのがわかる。混合歯列の正常像はあまり知られていないがそれを明確に意識し成長のステージでそれぞれの正常像に近づけることが、永久歯列で正常咬合を獲得する近道である。かかりつけ医だからこそできる子どもたちへの歯列咬合への関わりについてお話したい。
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- ホームドクターによる子どもたちを健全歯列に導くためのコツ
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- 子どもたちの歯と歯列の成長を守るメインテナンス術 ―ゆるやかな指導で結果を出せる精度の高いリスク管理―