講演内容 Abstract
補綴範囲が小さなケースでは、周囲の状況により、どのような補綴装置を装着させるかがおおまかに決まってくる。しかし、咬合再構成のように補綴修復範囲が大きくなると、平面などの設定の自由度が高い分、「何かしらの基準」が必要となってくる。機能的・審美的な結果を達成し、長期安定を得るには「基準線」や「基準平面」を理解し診断を行い、かつ治療中もこれらを理解し、「再評価」を繰り返しながら治療ゴールへと向かっていく必要があると考える。
本講演では、これらの「基準線」や「基準平面」に焦点を当て、話を進めていきたい。
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- QDT 2016年1 月号
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- the Quintessence 2019年5 月号