講演内容 Abstract
超高齢社会を迎えたわが国においては、無歯顎や多数歯欠損を有する患者層の増加にともない、咬合再構成を必要とするケースも多くなってきた。咬合再構成をともなう全顎的介入を行った症例において、その治療結果がどれだけ長期的に維持・安定するのか、というテーマは、補綴臨床における大きなテーマの1 つとしてしばしば議論の対象となる。
本講演では、演者が採用している咬合再構成のプロトコールを提示し、さらに静的、動的な客観的評価から診断と治療結果の永続性の可視化についての考察をしていきたい。
-
-
- QDI 別冊最新インプラント補綴―デジタルとアナログの融合―