講演内容 Abstract
故ブローネマルク先生に端を発するインプラント治療は、現在では欠損補綴法のひとつとして広く普及している。“外科主導型”からスタートした治療コンセプトも変化し、審美性や清掃性に配慮した“補綴主導型”へと移行してきた。そして現在では、人生100年時代と言われるような超高齢社会に突入したことから、インプラント治療の長期的な安定が求められるような時代になってきた。
そこで本講演では、患者のライフサイクルを考慮した“患者の人生主導型”というコンセプトのもと、各ライフステージに分類した症例を供覧したい。
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- the Quintessence 2016年2月号