講演内容 Abstract
患者の口腔内を一単位として捉え、総合的に歯科臨床を進めるうえで、矯正治療は非常に重要な治療法であると考えている。局所的もしくは包括的にアプローチする場合にも、固定源は必要不可欠であり、その設定方法により治療範囲が異なってくる。また、固定源を歯に設定(相対的固定源)するか、それともTADまたはインプラントに設定(絶対的固定源)するかによって、治療の組み立て方を戦略的に考える必要性がある。
今回の講演においては、当院における症例を提示しながら、その留意点について論じてみたい。
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- the Quintessence 2017年8 月号
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- ピエゾのススメ― 毎日の臨床を1ランクUPするために