講演内容 Abstract
口から食べることを支え、誤嚥性肺炎を予防することは、急速に進むわが国の超高齢社会においてもっとも重要な国民的な課題の1 つであり、歯科に与えられたミッションである。私は、誤嚥性肺炎予防の切り札は、質の高い口腔衛生管理であり、舌および口唇などの機能訓練だと考えている。さらに付け加えれば、口腔から咽頭部にかけてのたゆまない刺激であると確信している。本講演では、実際に口腔健康管理として実践している内容や、歯科に課せられたミッションを遂行するための方向性を示し、メインテーマについて考えてみたいと思う。
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- 診療室からシームレスにかかわり続ける 全国10医院の歯科訪問診療
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- 歯科衛生士 2019年12月号