講演内容 Abstract
9 年前に訪問診療を始めた当時、診療依頼の電話はまったく鳴らなかった。摂食嚥下リハビリのスキルをもっているはずなのに、どうして? そこから、とにかく地域の医科の勉強会に参加し歯科医師であることを名乗って質問を行い、情報提供書をていねいに書き、退院時カンファレンスやサービス担当者会議に出席し、地域からの信頼を少しずつ積み重ねていった。そして今ではスタッフ数43名。在宅を中心に、食支援から看取りまで、人生を丸ごとサポートするクリニックとなった。本講演ではその軌跡をお話ししたい。
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- 歯科衛生士 2019年5月号
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- 歯科衛生士 2019年6月号