講演内容 Abstract
歯肉退縮は審美性の喪失だけでなく、露出歯根面の知覚過敏や根面う蝕を引き起こすリスクにもなり得る。歯肉退縮は適切な治療が行われなければ進行する可能性が高く、原因を可及的に除去したうえで根面被覆術により改善されることが望ましい。
根面被覆術をより確実な治療法として臨床に取り入れるためには、適切な術前診査と術式選択、生物学的な知識やテクニックの習得が必要である。本講演では、それらを踏まえた治療の戦略とテクニックについて症例を交えてお話ししたい。
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- the Quintessence 2018年11月号
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- 歯周再生療法を成功させるテクニックとストラテジー