講演内容 Abstract
歯周治療において、浅いポケットであれば非外科よりも外科のほうが侵襲が大きく、深いポケットであれば外科のほうが治癒の確実性が高くなる。もっとも侵襲が少なく、なおかつ確実に治癒させるためにどのように使い分けていけばよいのか、日常臨床で悩むことはよくあることだと思う。臨床では実験とは違い、ポケットの深さだけでなく個々の患者の治癒能力や生活環境、術者の技量や社会環境、保険制度によっても経過が左右される。本講演では、一般開業医が臨床の中で使い分けをどのように実践していけばよいのかをお話しする。
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