講演内容 Abstract
摂食嚥下に携わるようになってからおよそ20年になるが、そのころからはまったく想像もできないほど摂食嚥下は普及してきていると思われる。ただ、本当にこの摂食嚥下リハビリテーションが歯科に定着したといえるかというとまたそれは別である。摂食嚥下の検査ができる、
訓練指導ができる歯科医師は増えているが、それは摂食嚥下のごく一部に過ぎない。
このような臨床が歯科に定着するには何が必要なのか、摂食嚥下のその先に何をみたらいいのかを考えたい。今回は自分およびそれぞれの演者の経験から、何を行動にうつすかを考えたい。
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- 歯科衛生士2019年 4月号~