講演内容 Abstract
口腔の問題は、いまだにさまざまなシーンにおいて顕在している。治療のみならず、生活改善についても指導を行い、安定した全身状態、栄養状態で口腔への意識を高め、これからの生活に活かしてもらうことは歯科の重要な役割だと考える。
また、口腔健康管理は患者の臨床アウトカムの改善に有効であることも明らかとなっている。入院・在宅療養患者ともに、約8 割になんらかの口腔の問題を抱える現代の患者動態において、シームレスな介入、連携は喫緊の課題である。本講演では、攻めの口腔健康管理とリハ栄養管理における連携の重要性について概説する。
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- 歯科衛生士2019年 6月号
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- 歯科衛生士2019年 9月号