講演内容 Abstract
臨床症状の有無にかかわらず、咬合に問題を抱えている患者は多い。そのような患者に対して良好な口腔内環境を獲得し永続させるためには、不良な咬合関係を是正し、顎口腔系の調和を図る必要がある。実際は、歯列不正や歯周病、歯の欠損、パラファンクションなどの病因が混在し、患者固有の個体差を考慮することが重要となる。そのような咬合再構成を成功に導くポイントは、顎口腔系のどこに問題があるのかを明確に検査・診断することである。今回は、それぞれの病態が持つ特徴と治療のポイントがどこにあるのかを解説してみたい。
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- 続・1 時間で読めて30年使える 歯科臨床の7つのツボ+100選
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- 実践 咬合再構成を極める