講演内容 Abstract
咬合再構成を行う場合、留意しなければならない点は多岐にわたる。本講演では、力のコントロールの観点からアンテリアガイダンス(ガイド・限界運動)と咀嚼運動を中心に発表を行いたい。
咬合器を矢状面から見ると大変わかりやすいが、原則としてガイドによる限界運動は前へ、咀嚼運動は後方へ運動する。経路がまったく正反対のこの2 つの運動に、関連性はあるのだろうか。また、それをどのように実際の臨床に反映させればよいのであろうか。セファロ、CT、顎運動解析器などを用いて、考察を行ってみたい。
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- 包括歯科臨床Ⅱ 顎口腔機能の診断と回復
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- the Quintessence 2018年7月号