講演内容 Abstract
前歯部コンポジットレジン修復を行う際には、接着、色調、歯冠形態、表面性状などを考慮する必要がある。しかしながら色調、歯冠形態、表面性状のすべてを調和させることは難度が高く、歯冠形態を整えることを中心に修復に取り組んでいる。その理由として、歯冠形態は、天然歯の形態を理解することにより、ある程度形態を付与することができるからである。また、修復後の患者からのクレームとして歯冠形態が多いことも理由の一つである。
本講演では歯冠形態を考慮した症例を供覧いただき、皆様のご指導を仰ぎたい。
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- the Quintessence 2017年4月号