講演内容 Abstract
歯科における保育士の役割は、歯科衛生士や歯科医師がスムーズに診療が行えるよう、子どもの成長段階や性格、親子関係を把握し、バトンをつなげていくことではないだろうか。保育士は、歯科を怖がる子どもをさまざまな角度から観察し、状況を把握して、子どもたちがどうしたら安心して診療を受けられるかを考えている。子どもは大人を小さくした存在ではない。本講演では、「イヤイヤっこ」「トラウマっこ」「強がりさん」など普段診療で見かける子どもの特徴や対処方法、当医院で実践している治療のためのトレーニングについてご紹介したいと思う。
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- 歯科衛生士 2017年5月号