講演内容 Abstract
日々の慌ただしい診療のなかで、エックス線写真の保存自体が目的になっていないだろうか。パノラマエックス線写真は顎関節や下歯槽管、上顎洞など、口腔内の広範囲を1 枚の写真で把握することが可能であり、また、デンタルエックス線写真を活用すれば、根分岐部や歯槽硬線などの細部をより詳しく検査診断できる。エックス線写真は私たちの臨床に欠かせない大切な基礎データである。今回はエックス線写真にフォーカスを当て、ケースを供覧いただきながら撮影のコツと読影ポイントを解説したい。
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- 歯科衛生士 2020年4月号
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- 歯科衛生士2020年 7月号