• 17:45〜18:30

  歯周病のリスク診断〜バイオフィルム細菌検査〜
  

  

  天野 敦雄

  大阪大学大学院

講演内容 Abstract

　歯周病は「バイオフィルムの病原性」と「歯周組織の抵抗力」の均衡崩壊により発症する。バイオフィルムの病原性は、その菌叢であるマイクロバイオームの影響を受ける。P.gingivalis などの歯周病原性菌の細菌検査はすでに検査会社で実施されている。さらに、メタゲノム、メタトランスクリプトームによるマイクロバイオーム解析も進んでいる。細菌検査は歯周病の重症度診断だけではなく、将来の発症予測、バイオフィルムの高病原化予防のメインテナンスにおいても重要である。細菌検査の意義と応用について解説する。

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  天野ドクターの歯周病絵本 バイオフィルム公国物語

  
  

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