講演内容 Abstract
従来のGBR法は、受容側の膜を完全に一次閉鎖するための骨膜減張切開の付与による術後の腫張や内出血、神経麻痺、疼痛などの副作用が生じるという欠点があった。そのため2002年より当院において、骨膜減張切開を行わずGBR膜を口腔内に露出させた状態で管理し、粒子状骨補填剤にPRPやEMDなどのsignaling moleculesを併用する、低侵襲性骨誘導再生療法(オープンバリアメンブレンテクニック)を実施したところ、良好な結果を得ることができた。そこで今回、その術式や結果について考察してみたい。
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