講演内容 Abstract
日々の臨床において患者の抱える悩みや問題はさまざまであるが、多くの患者が喪失した機能や審美の回復のみならず、治療結果の長期安定を望むことに疑念の余地はない。治療結果の長期安定を達成するためには、清掃性の高い口腔内環境と安定した咬合を確立することが重要であると考えるが、患者の問題が複雑になればさまざまな治療オプションを用いて治療に臨む必要が生じる。
今回は歯周治療の観点から、患者の病態に応じて清掃性の向上に努めた症例を中心に供覧したい。
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- 歯科衛生士 2017年9月号
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- 図解! 歯周外科を用いた歯肉縁下う蝕の治療手順