講演内容 Abstract
エムドゲインが歯周組織再生材料として臨床応用されてから20年以上が経過した。発売当時、エムドゲインによる再生は歯周組織発生の模倣である、というコンセプトが発表されていたが、その後の研究により新たな再生メカニズムの理解や再生に必要な要件が整備されてきた。
今回は再生メカニズムに基づいたより効果的な臨床応用に必要な要件をまとめ、明日の臨床から使えるテクニック、とくに再生に必要なタンパクを欠損部位に長時間貯留させることを目的とした、“エムドゲインを活かすための骨補填材との併用”を中心に考えていきたい。
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- 別冊ザ・クインテッセンス YEARBOOK 2019 歯周組織再生療法のすべて
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- the Quintessence 2020年5月号