講演内容 Abstract
口腔内環境の改善を行う場合、全顎的機能回復のために補綴修復治療を用い咬合再構成が必要となる症例がある。
この場合、補綴装置を製作する技工士が、治療の初期段階より関与し、得られた情報と担当医とのコミュニケーションを保って治療ゴールを共有し、治療途中の再評価においても状況を把握して提案を行えば、最終補綴装置製作時の難易度緩和につながるだけでなく、治療の結果に差がでることは当然であろう。
今回、咬合再構成の症例を含め、治療に貢献するために必要な技工士の役割とラボサイドワークを紹介する。
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- QDT 2017年10月号
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- QDT 2019年 8月号