講演内容 Abstract
「口腔内に調和する形態」を実現するためには、周囲の歯と違和感がなく自然な形態であることや、顎口腔機能を阻害せず、かつ機能的な形態であること、歯周組織に為害性のない形態であることなどさまざまな要件がある。
とくに周囲の歯との形態的な調和を目指すためには、中切歯の形態だけでなく側切歯にも注目したい。側切歯はわずかな工夫で見え方が大きく変わる部位のため、押さえておきたいポイントだと感じている。
そこで今回は、演者が考える形態的な調和について少数歯から複数歯の症例をもとにして解説したいと思う。
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- QDT 2017年 6月号
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- QDT 2017年 7 月号