講演内容 Abstract
私の歯科医師としてのライフワークは、抜歯と診断された歯が本当に救うことはできないのかを追及することである。当院に来られる患者の共通した想いは「できるだけ歯を残して欲しい」ということで、抜歯をしてインプラント治療を望んでいる方はいない。今回の講演では、歯内療法学的にさまざまな問題を抱え、抜歯と診断された歯が本当に救うことはできないのかをテーマに掲げた。われわれ歯科医師が歯の保存を諦めた時点で患者の希望は失われる。本講演では一臨床医の「保存困難歯への飽くなき挑戦」をお伝えしたい。
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- the Quintessence 2019年11月号