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2024年3月号掲載

第2回:チーム医療での歯科の役割

がんサバイバーを支える歯科の必要性  がんは、かつて「不治の病気」でした。しかし、検診など早期発見の取り組みをはじめ、新薬の開発など医療の進歩により、「治癒が期待できる病気」になり、また治癒が叶わなくとも、高血圧などの慢性疾患のように「共存できる病気」になりました。  一方で、多くのがんサバイバー*1は治療中や治療後の有害事象*2に悩まされていることがわかっています。有害事象はさまざまな部位に起こり、口腔では、口内炎、口腔乾燥、味覚異常、口腔...

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