キーワード
キーワード解説:
いったん胃の中に入った食物や胃酸(胃液)が食道へ逆流することによって、食道の粘膜に炎症が起きたり、胸やけや呑酸などの不快な症状が現れる病気のこと。「逆流性食道炎」とも呼ばれる。近年増加しており、日本人の1割が症状を有しているといわれる。
胃食道逆流症のなりやすさには、食べすぎ傾向、食べてすぐ横になる、肥満傾向、早食い傾向、辛い食品などの刺激物を好む、カフェインをよく摂取する、猫背傾向、喫煙習慣、ストレスが多い、などが関連している。薬による治療とともに、生活習慣を改善していくことも大切である。