キーワード
キーワード解説:
歯科界におけるAI技術の活用といえば、口腔内スキャナーでのスキャニング時の頬粘膜や舌などの映り込みを排除する機能やCAD時のクラウンデザイン、矯正治療のシミュレーションなどが挙げられる。近年では、AIによるパノラマエックス線画像の検査・診断の臨床活用も海外では始まっており、AI診断ソフトウェアによって、補綴装置、インプラント、充填物、う蝕、根尖病変の有無や歯槽骨吸収のレベルを瞬時に表示することができるようになっている。最終的には歯科医師による診断が必須ではあるが、診断支援ツールとしての役割の拡大が期待される。