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2017年3月4日

第26回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会開催

「有病者歯科医療の未来―拓く、創る、繋げる―」をテーマに

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 さる3月4(土)、5日(日)の両日、金沢歌劇座(石川県)において、第26回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会(宮田 勝大会長、今井 裕理事長)が「有病者歯科医療の未来―拓く、創る、繋げる―」を大会テーマに開催され、前年を大幅に超える約1,000名の歯科医師・歯科衛生士などが参集した。

 宮田 勝氏(石川県立中央病院歯科口腔外科)の大会長講演で幕を開けた同大会は、特別講演「セラピーロボットの開発と展望」(柴田崇徳氏、産業技術総合研究所・東工大・マサチューセッツ工科大)、基調講演「薬剤関連顎骨壊死―歯科処置の是非を検証する―」(柴原孝彦氏、東歯大)、教育講演「がんの手術・化学療法におけるオーラルマネジメントの意義と実際」(岸本裕充氏、兵庫医大)を中心に、数多くのシンポジウム、公募ワークショップ、ポスター展示等で活況を呈した。なかでも一般演題はこれまでの同大会でも最大の200題を超え、各地での有病者歯科の盛り上がりを示していた。主なシンポジウムのテーマおよび演者は以下の通り。

シンポジウム1「抗血栓療法と観血的治療」(座長:丹沢秀樹氏、千葉大学医学部附属病院/金子忠良氏、日大):川又 均氏、獨協医科大/吉川博政氏、九州医療センター/土山寿志氏、石川県立中央病院消化器内科

シンポジウム2「薬剤関連性顎骨壊死の現状と対策」(座長:坂下英明氏、明海大/田中 彰氏、日歯大新潟):林田 咲氏、和歌山県立医科大/矢郷 香氏、国際医療福祉大三田病院/栗田 浩氏、信州大

シンポジウム3「地域包括ケアシステムと歯科の役割」(座長:石井良昌氏、海老名総合病院/北川栄二、JR札幌病院):長谷剛志氏、能登総合病院/中村悦子氏、(一社)みんなの健康サロン海凪/小川滋彦氏、石川県開業(内科、消化器内科)/望月 亮氏、静岡県開業

シンポジウム4「歯科力を鍛える」(座長:宮田 勝氏/小澤一嘉氏、岐阜県開業):窪田正宏氏、石川県開業/井東竜彦氏、石川県開業/松原五郎氏、石川県開業

歯科衛生士シンポジウム(座長:牛山京子氏、山梨県歯科衛生士会/宮浦朗子氏、石川県立中央病院):池上由美子氏、がん感染症センター都立駒込病院/溝部潤子氏、(医)皓歯会・九歯大/千田寿保氏、ののいち歯科クリニック

 その他、第251回ICD講習会なども併催された。