さる4月11日（火）、株式会社ナカニシ新本社R&Dセンター（栃木県）において、海外ではNSKの愛称で親しまれる株式会社ナカニシ（中西英一代表取締役社長）による新本社R&Dセンター「RD1」の竣工式が行われた。

　本センターは、「世界をつなぐモノづくりの聖地としてのサニーキャンパス（株式会社ナカニシ本社敷地全体の総称）の中核を形成すべくR&D機能を強化し、地元栃木県鹿沼市からつねにお客様に感動を与える製品を生み出し続ける姿」をコンセプトに建築された（設計チーム：株式会社北川原温建築都市研究所）。新社屋は地上4階からなり、本社機能と研究開発機能を兼ね備え、また、国内外からのお客様をもてなすホスピタリティ空間とショールーム、そして400名が収容できるシンポジウム開催可能な大空間（センターコートと呼ばれる逆円錐形の吹き抜け空間）からなる。まさに一見の価値ありで、参加者からは斬新で機能的な新社屋に感嘆の声が上がった。

　当日は、式典においてテープカットの後、中西社長らから挨拶が行われ、RD1の運用開始により、開発・製造・販売の三位一体の経営を加速し、継続的成長を実現する等、今後の事業展開や抱負が力強く語られた。その後、施設見学や祝賀会が行われ、和やかな雰囲気のなか閉会した。