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2018年1月27日

第16回 モリタ歯科技工フォーラム Dental Technicians’ Meeting 2018 Tokyo開催

歯科技工士を中心に約200名が参集

 さる1月27日(土)、御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター(東京都)において、第16回 モリタ歯科技工フォーラム Dental Technicians’ Meeting 2018 Tokyo(株式会社モリタ主催、森田晴夫代表取締役社長)が開催され、歯科技工士を中心に約200名が参集した。

 オープニング講演では、元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が「働くということ~元プロ野球選手に学ぶ、成功するための戦略思考~」と題して講演を行った。学生時代からプロ野球選手時代、そして引退後の現在において、氏がどのような哲学の下で仕事に取り組んできたのかがユーモアを交えながら語られた。

 次に登壇したのは、「一口腔単位での補綴設計を考える~審美と機能を確立させる義歯製作の3つのポイント~」と題して講演を行った五十嵐 智氏(correct-design)。五十嵐氏は「咬合器付着方法」「咬座印象」「リマウント」の3点を確実に行うことが義歯の品質の安定に繋がるとし、それぞれのポイントについて解説した。その後に登壇したのは、「イントラオーラルスキャナーを使用した検証と臨床」と題して講演を行った堀 裕彦氏(杏友会)。堀氏は各社から販売されているイントラオーラルスキャナーによってスキャニングされたデータから製作されたモノリシッククラウンやインレー/アンレーの適合やコンタクトなどを検証し、その結果を紹介した。

 その後、30周年を迎えたクラレノリタケデンタルのメタルセラミックス用陶材であるスーパーポーセレンAAAの記念講演が行われた。本記念講演に登壇したのは、蛭崎寿之氏(鹿児島ミリングセンター)、山田和伸氏(カスプデンタルサプライ/カナレテクニカルセンター)、Aki Yoshida氏(Gnathos Dental Studio)の3名。蛭崎氏は「マテリアルの進歩とその臨床応用~デジタルテクノロジーと未来の歯科補綴~」と題して講演を行った。蛭崎氏は単冠症例~ブリッジ症例~フルマウス症例と、修復本数でカテゴリーを分け、製作におけるそれぞれのポイントや注意点について解説した。山田氏は「Walk Together~ノリタケポーセレンと歩んだ30年~」と題して講演を行った。山田氏は自身の技工人生でターニングポイントになった出来事や症例を振り返りながら、その中で応用してきた材料とテクニックについて解説した。最後に登壇したYoshida氏は「Noritake AAAポーセレンを用いたラミネートベニア製作について」と題して講演を行った。時代の流れの中で、モノリシックなクラウンなども増えてきた昨今であるが、現在でもラミネートベニアはリフラクトリーモデル上でのレイヤリングテクニックがベストな選択だと考えていると述べ、ラミネートベニア製作におけるポイントを解説した。

 また、午前の講演終了後には昨年の第15回 モリタ歯科技工フォーラム内で開催された「2017年 歯科技工登竜門 テクニカルコンテスト」の優秀賞受賞者の表彰式が行われた。