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2018年12月2日

SCMD特別勉強会「NCCL(非う蝕性歯頸部歯質欠損)アップデート in 2018」開催

黒江敏史氏を講師に

 さる12月2日(日)、八重洲センタービル(東京都)において、SCMD(臨床顕微鏡歯科研究会、山口義徳代表)主催による特別勉強会「NCCL(非う蝕性歯頸部歯質欠損)アップデート in 2018」が、講師に黒江敏史氏(山形県開業)を迎え開催された。

 当日はまず、代表の山口氏(東京都開業)による開会挨拶の後、黒江氏の講演が始まった。NCCLの原因として、従来より摩耗や酸蝕、アブフラクションなどが挙げられているが、氏はまず、強い咬合力によって歯頸部に発生する応力が原因とされるNCCLであるアブフラクションについて言及。その現状として、肯定派と否定派の二極化が進んでいることを述べたうえで、その歴史的な背景について文献とともに解説した。また同時に、もともとアブフラクションに興味をもち、私費留学をして海外で研究に従事するほどの肯定派であった氏が、徐々に否定派へと転向していった経緯についても触れた。膨大な量の文献的考察と実際の臨床例を提示しながらの説得力ある講演に、会場の参加者は皆聞き入っていた。講演後も積極的な質問が多く寄せられるなど、終始熱気に包まれたまま終了した。