2023年1月29日掲載

一般社団法人化を記念し、盛大に開催

(一社)東京医科歯科大学歯科同窓会、令和5年新年賀詞交歓会を開催

(一社)東京医科歯科大学歯科同窓会、令和5年新年賀詞交歓会を開催
 さる1月29日(日)、ホテルメトロポリタンエドモント(東京都)において、一般社団法人東京医科歯科大学歯科同窓会(浅野正樹会長)による一般社団法人化を記念した令和5年新年賀詞交歓会が盛大に開催され、多数の同窓会関係者ならびに全国の歯科大学・校友会の関係者が参集した。

 第1部では、洞口俊博氏(国立科学博物館理工学研究部理化学グループグループ長)による講演「大型宇宙望遠鏡が切り開く新たな宇宙」が行われた。洞口氏は、1990年に打ち上げられ、多くの宇宙画像を提供し続けてきたハッブル宇宙望遠鏡(HST)と、その後継機となるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の特徴や性能の違いなどについてわかりやすく解説した。なかでも同じエリアを撮影した両機の画像を供覧しながら、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、幅広い波長の赤外線で撮影できるようになったことを強調。星の誕生や死滅する様子がより鮮明な画像として見ることができるようになり、まだ解明されていない銀河や宇宙の姿が明らかになることでさらなる研究が進んでいくことなど、今後に期待を寄せた。

 第2部の親睦会では、開会後に浅野氏が会長挨拶で登壇。浅野氏は、一般社団法人化の経緯についてふれながら「ガバナンスの強化によって同窓会の価値を向上させ、社会に貢献する組織にしたい」と述べ、歴史ある卒後研修事業のさらなる進化と充実に注力していく姿勢を示した。

 その後、柳川忠廣氏(日本歯科医師会副会長)や住友雅人氏(日本歯科医学会会長)、川本 強氏(日本学校歯科医会会長)、澁谷國男氏(東歯大同窓会会長)、桜井 充氏(医師、参議院議員)による来賓祝辞が行われた。また、令和2年度から令和4年度までの受賞者・表彰者が紹介され、旭日双光章を受章した腰原偉旦氏(東京都開業)が受章者を代表して祝辞を述べた。

 祝宴会場では、獅子舞の演舞や傘回しなどの曲芸が披露されるなど、新年にふさわしくたいへん賑やかな会となっていた。

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