2023年4月12日掲載

設立90周年を記念し、マスコットキャラクターが決定

(公社)日本補綴歯科学会、令和5年度第1回プレス説明会を開催

(公社)日本補綴歯科学会、令和5年度第1回プレス説明会を開催
 さる4月12日(水)、公益社団法人日本補綴歯科学会(馬場一美理事長)による令和5年度第1回プレス説明会がWeb配信にて開催された。本説明会は、きたる5月19日から21日の3日間、パシフィコ横浜(神奈川県)において現地開催とWeb配信を併用したハイブリッド形式の「第132回学術大会―設立90周年記念大会―」に先立ち、報道関係者と賛助会員に対する周知活動を目的に開催された。

 馬場氏は冒頭、本学術大会のプログラムを紹介しながら、各講演概要とともに見どころについて述べた。あわせて、学会の目指す「デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへの変革」を挙げ、昨年大会から日本臨床歯科学会(山崎長郎理事長)と連携協定を締結し、今回も共同開催に至ったことに言及。連携関係を拡充したハンズオンセミナー・臨床リレーセッションの企画に対して期待を寄せた。また、きたる6月11日に行われる設立90周年祝賀会・懇親会が帝国ホテル東京(東京都)にて行われることについてもふれた。

 最後に、本会の設立90周年記念事業の一環として、国民に対して補綴治療に対する認知拡大を目的としたマスコットキャラクターを制作したことを紹介。国民からデザインを公募した結果、インプラントを模した補綴歯科治療の技術力を象徴する「補綴(ホテツ)くん」と、有床義歯を模した豊かな知識力を象徴する女神「プロソちゃん」に決定したことが報告された。

関連する特集