2023年6月17日掲載

「白い歯・笑顔の先につながる世代」をテーマに9,002名が来場

第46回九州デンタルショー2023が開催

第46回九州デンタルショー2023が開催
 さる6月17日(土)、18日(日)の両日、福岡国際センター(福岡県)において、第46回九州デンタルショー2023(〔公社〕福岡県歯科医師会、福岡県歯科用品商組合主催/〔一社〕福岡県歯科技工士会、〔一社〕福岡県歯科衛生士会、九州歯科用品商協同組合協賛/〔一社〕日本歯科商工協会、日本歯科用品商協同組合連合会後援)が「白い歯・笑顔の先につながる世代」をテーマに掲げて開催された。

 例年、マリンメッセ福岡にて開催されているが、今回は21年ぶりに福岡国際センターにて開催される運びとなった。会場の面積はマリンメッセ福岡の約2/3のサイズながらも、2日間にわたり昨年度を上回る9,002名(歯科医師2,068名、歯科技工士731名、歯科衛生士1,859名、歯科助手702名、商工業者2,421名、同伴者1,221名)の歯科関係者が来場した。

 生涯研修会場では2日間にわたり、現在の歯科界の潮流を反映したテーマ20題が取り上げられ、特に近年加速的に普及の進むデジタルデンティストリーを意識した講演が複数題行われた。また、一部講演では開演前に満席となり入場規制が行われる様子も見受けられ、会場は終始盛況となっていた。

 本年度は、出展企業132社、5大学、3団体の合計140店ものブースが出店した。また、昨年に引き続き九州の歯科大学5校(長崎大学、鹿児島大学、九州大学、福岡歯科大学、九州歯科大学)すべてのブースが設置された。出展企業の展示ブースでは、最新機器や材料が数多く展示され、なかでもすでに運用が始まっているオンライン資格確認や人材不足の解消に貢献するようなIoT機器は、特に来場者の興味・関心を集めている様子がうかがえた。あわせて、会期中は各ブースの様子がSNSで投稿されるなど、リアルタイムの情報発信が積極的に行われていた。

 なお、次回はきたる2024年6月1日(土)、2日(日)の両日、マリンメッセ福岡A館(福岡県)において開催される予定である。

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