• ホーム
  • トピックス
  • ストローマン・ジャパン、Advanced Implant Dentistry~なぜ今Immediacyが必要か~を開催

2024年4月14日掲載

いま求められている「即時治療」がさまざまな角度から論じられる

ストローマン・ジャパン、Advanced Implant Dentistry~なぜ今Immediacyが必要か~を開催

ストローマン・ジャパン、Advanced Implant Dentistry~なぜ今Immediacyが必要か~を開催
 さる4月14日(日)、赤坂インターシティコンファレンス Air(東京都)において、Advanced Implant Dentistry~なぜ今Immediacyが必要か~(ストローマン・ジャパン株式会社主催、北本優子社長)が約150名を集め開催された。

 “Immediacy”は「即時性」を意味する英単語で、近年患者から「はやく終わる治療」を求められる現状を鑑み、本会はこのImmediacyの必要性、これに適したインプラント体であるBLXインプラントの特長、そして即時治療における臨床上の注意事項などを学ぶことを目的に企画された。

 トップバッターとして登壇した奥田浩規氏(兵庫県開業)は「審美エリアにおける抜歯後即時インプラント埋入の可能性」のタイトルで講演。BLXインプラントの有用性と、主に前歯部単独欠損を即時インプラント治療にて修復した症例を供覧した。

 続く丸尾勝一郎氏(東京都開業)は「Digital×BLX 加速するImmediacyの魅力」との演題で即時治療におけるデジタル技術の活用方法や経済的合理性を説き、それを大臼歯部および前歯・小臼歯部に分けて部位別の臨床に落とし込んだ症例を披露した。

 最後に、三好敬三氏(東京都開業)が登壇。シンプルな「BLX」という演題にて自身の30年を超すインプラント臨床経験を振り返りながら、Immediacyにおいて咬合の問題や悪習癖は大敵になることを示し、これらの解決策を提示したうえで、主に無歯顎患者に対する全顎的な即時埋入・即時荷重を行った圧巻の症例を提示した。

 各講演の後には10~15分ほどの濃密な質疑応答が設けられ、細かな手技の勘所や即時治療成功のポイントについての質問が飛び交っていた。

関連する特集