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2009年11月16日

第68回日本矯正歯科学会大会、盛大に開催

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 さる11月16日(月)から18日(水)にかけて、福岡国際会議場・マリンメッセ福岡において、第68回日本矯正歯科学会大会(山口和憲大会長、後藤滋巳理事長)が盛大に開催された。本大会のテーマは、「QOLの向上を目指した叡智の集約-広がる歯科矯正学の役割-」。

 会場では、開会講演、シンポジウム、記念講演、特別講演2セッション、スタッフ&ドクターセミナー、臨床セミナー2セッション、ポスターによる学術展示・症例展示など、数多くのセッションが催された。

 講演では、開会講演「歯工学連携による歯科医療技術開発の推進(西野憲和氏、九州工業大副学長)」、記念講演「ヒューマノイドロボット研究とその医療・福祉への応用(高西淳夫氏、早稲田大理工学部ヒューマノイド研究所教授)」、シンポジウム「理工学からみた口腔機能」など、歯工学の連携を模索した試みが多くみられ、今後の可能性に期待がもたれた。

 なお、スタッフ&ドクターセミナー(聴衆参加型・公開討論)では、中村譲治氏(九歯大臨床教授)をファシリテーターに「めざせWell-Beingな矯正歯科」との斬新なテーマで会場を巻き込んだディスカッションが展開され、大きな注目を集めた。

 また、圧巻だったのは「認定医新規申請者症例展示」、「専門医更新用症例展示」、「専門医新規申請症例展示」などのコーナー。数多くの症例の解説ファイルおよび模型が所狭しとテーブルに並べられ、多くの参加者が熱心に閲覧していた。学会の認定医・専門医制度への意気込みが強く感じられると多くの参加者が語っていた。