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2010年3月14日

5-D Japan第1回総会開催

会員発表および小濱氏・船登氏による症例検討会が行われる

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 さる3月14日(日)、シェーンバッハ・サボー(東京都)において、5-D Japan第1回総会が開催され、歯科医師や歯科技工士ら200名以上が参加し盛会となった。

 本会は、石川知弘氏(静岡県開業)、北島 一氏(静岡県開業)、福西一浩氏(大阪府開業)、船登彰芳氏(石川県開業)、南 昌宏氏(大阪府開業)の5名をファウンダーに2009年1月に発足したスタディグループ。垣根を越えた自由なディスカッションができる環境の共有や、高度な知識・技術を有する歯科医師育成を目的に活動を行っている。

 午前は、会員による発表が行われ、喜多大作氏、吉田健二氏(いずれも大阪府勤務)、殿塚量平氏(東京都開業)、藍 浩之氏(愛知県開業)がそれぞれ登壇。MIコンセプトに基づいたコンポジットレジン修復から、歯内療法、歯周外科、インプラント治療、再生療法、MRI診断に基づいた矯正治療、顎関節治療など、内容は多岐にわたった。 

 午後は、石川氏がモデレーターとなり、船登氏と小濱忠一氏(福島県開業)による症例検討会が3部構成にて行われた。両氏は交互に登壇し、臼歯部インプラントにおける上部構造の材料の選択基準、抜歯即時インプラント埋入の是非、アバットメントの形態に関する考え方など、自身の臨床例とエビデンスに基づいた解説がなされた。

 また、本症例検討会では、モデレーターが会場の参加者に症例に対する術式やマテリアルの選択などの質問を投げかけ、参加者らが携帯端末を通して回答。その集計結果が瞬時にスクリーン上に投影されるという新しい試みもなされ、話題となっていた。