2011年11月6日掲載

特別講師に船登彰芳氏を招聘

<font color='green'><b>K.I.S.S. 2011 Annual Meeting開催</b></font>

<font color='green'><b>K.I.S.S. 2011 Annual Meeting開催</b></font>
 さる11月6日(日)、大阪国際会議場(大阪府)において、Kansai Implant Study Society(寺本昌司代表)が震災復興チャリティーイベントとしての2011 Annual Meeting「前歯部インプラント治療における外科的・補綴的戦略」に自身も被災された小濱忠一氏(福島県開業)を演者として招聘した。  はじめに、寺本氏(大阪府開業)が、グループとして継続的に復興支援を続けていくことを述べ、本ミーティングを開始した。  小濱氏は、復興支援に対するお礼を述べ、徐々にではあるが被災地も復興してきていることを語った。前半の講演では、上顎前歯部における単独歯欠損の審美修復について、両隣在歯との関係を含めた近遠心的位置、唇側のギャップを含めた唇舌的位置、アバットメント、上部構造の立ち上がり形態も含めた埋入深度などについて述べた。  後半の講演では、上顎前歯部における多数歯欠損の審美修復について、特に3番から3番までのHigh・Low・Highのポジション、インプラント-インプラント、インプラント-天然歯によるアバットメント形態の違い、マテリアルセレクションなどについて述べた。  なお、本ミーティングで集められた義援金は、福島県歯科医師会に寄付される予定である。

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