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2021年9月号掲載

#08修復材料の表面を科学する

修復する材料の表面性状はどのようにあるべきでしょうか? 最近読んだ『ゼロボーンロスコンセプト』(クインテッセンス出版刊)の中に、研磨と上皮の関係が興味深く記載されていたので、今回は材料の表面性状を中心に考えたいと思います。 歯科では、さまざまな種類の修復物(材料)を研磨します。研磨の目的として、①耐食性・耐変色性を良好にする、②食物、汚物の停滞・付着を防ぐ、③プラークの形成・付着を防ぐ、④舌や頬粘膜に対して違和感・不快感を少なくする――などがあります...

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