QDT

歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌

2025年に創刊50周年を迎える「QDT」は、これからも「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。歯科医師による確かな手技と、歯科技工士による質の高い補綴装置製作が求められる補綴歯科臨床。そこには、それぞれの職分における技術の研鑽はもちろん、お互いの仕事に対する相互理解および共通言語 が欠かせない。「QDT」は、技術面でもコミュニケーション面でも歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。

月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)

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弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。

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QDT

2025年6月号

  • 目次
  • 次号予告

MASTERPIECE
前歯部セラミッククラウン製作におけるデンティン調整の重要性

大高隆輔

Feature article
#1
次世代材料PEEKを用いた患者可撤性ブリッジ(二重冠)
─超高齢社会における欠損補綴─

上浦庸司/上浦雅司/山際泰裕/佐藤真光/岩沢 彩/井口佳代/森田有咲/上浦由莉子/津崎天音

#2
インクジェット式高強度フルカラー
3Dプリントシステムの臨床応用

梅津優喜/小池昌平/田中文博/滝沢琢也/陸 誠
執筆協力:内藤寛之/渡邉政樹

インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ
step ahead No.185 藤坂倫成

Reading Matter
Guest Editorial
第159回 「近未来の日本の歯科業界」である「IDS2025」に参加して
村田彰弘

リレー連載 時代をつくる歯科医師・歯科技工士たち
それぞれのハードルを乗り越えて
第6回(最終回) 2人の師との出会いが歯科技工士人生を大きく変えた
関 錦二郎

連載 「大阪セラミックトレーニングセンター」40年の歴史を刻んだヒト・モノ・コト
第5回(最終回) ものづくりの魂を次世代へ
─50周年へ向けてトレセンが歩む道─
片岡繁夫

QUINTESSENZ ZAHNTECHNIK QZ DIGEST
2024, 12
岡部和幸

Clinical Article
連載 義歯臨床の成功率を高めるBPS
─その理論とテクニックを整理する─
第6回 最終印象(前編)
松田謙一

連載 Road to Modelless Ⅱ
モデルレス時代に向けてデジタル機器を使いこなすために
第6回(最終回) ミリング総論(後編)
藤松 剛

QDT Beginners Manual for Dentist
連載 前歯部支台歯形成 
第4回(最終回) 変色支台歯に対する再補綴
荻原太郎

for Dental Technician
連載 咬合器マウント
第6回(最終回) フェイスボウマウント
千葉優友/佐藤由依/原 久美子/武藤和子/福田真美/長谷川篤史(監修)

連載 Ⅰ級の人工歯排列
第6回(最終回) リンガライズドオクルージョンの排列と咬合調整
須藤哲也

NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
唇・口蓋側的なギャップが大きい上顎両側中切歯への補綴治療
吉田 敦

Topics & Information
Quint Web Site Topics Ranking
News & Topics
「日本臨床歯科学会東京支部 2024年度 第3回例会」開催「近未来の補綴修復治療について語ろう」をテーマに
編集部

「2024年度第4回日本臨床歯科学会東北支部学術大会」開催 ニューリーダーたちの台頭に見た地方の情熱と期待
門脇研司

New Products Outlook

Meetings

Next Issue/From Editors


MASTERPIECE
桑名勇至

Feature article #1
座談会 IDS2025 参加者が語る最新事情

遠山敏成/清水良介/村田彰弘

 歯科医療の世界は日進月歩であり、技術革新のスピードはますます加速している。中でも、手技と材料が両輪で進む補綴・修復治療の分野ではその恩恵にあずかる面が大きいが、その最前線を一堂に体験できる場が、ドイツ・ケルンで隔年開催されている世界最大のデンタルショー「IDS(International Dental Show)」である。感度の高い歯科医療人であれば、知らぬ者はいないといえるIDS。「QDT」誌上でもその動向、ひいては世界的な歯科界のトレンドを探るべく、ここ数回のIDSに参加した歯科医師・歯科技工士の皆様をお招きした座談会を企画してきたが、引き続きデジタル関連などの進化が見逃せないその開催年にあたる2025年も、参加者を招いた座談会で動向を探っていく。

Feature article #2
モノリシックプリントデンチャーへのカラーリングのポイント
Collaboration with JPDA 3 D Printed Denture Esthetic Contest

阿部大樹/石川航生/桑名勇至/古賀智也/鈴木勝比古/福中景一朗/須藤哲也

 クラウン・ブリッジ分野と比較してデジタル化が遅れていたデンチャー分野であるが、近年では、ミリングマシンで加工するミルドデンチャーや、3Dプリンターでプリンティングを行うプリントデンチャーが普及し始めてきている。とくにプリントデンチャーは、ミルドデンチャーと比較して初期投資・材料費の面でともに有利であることから、今後、需要がますます増えていくことが期待される。そんな背景も踏まえ、2024年に行われた第9回 有床義歯学会学術大会(JPDA)において、モノリシックのプリントデンチャーに対するカラーリングコンテストが行われた。来月号ではその作品を紹介するとともに、コンテスト上位2名が行ったカラーリングのポイントについても紹介していただく。

※内容は変更となる場合がございます。