QDT

歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌

2025年に創刊50周年を迎える「QDT」は、これからも「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。歯科医師による確かな手技と、歯科技工士による質の高い補綴装置製作が求められる補綴歯科臨床。そこには、それぞれの職分における技術の研鑽はもちろん、お互いの仕事に対する相互理解および共通言語 が欠かせない。「QDT」は、技術面でもコミュニケーション面でも歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。

月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)

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弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。

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QDT

2025年8月号

  • 目次
  • 次号予告

MASTERPIECE
フェイシャルカットバックフレームによる前歯部審美症例

チェ・ムンシク(Moon-shik Choi)

Feature article #1
座談会 若手歯科医師と学ぶ デジタル時代の歯冠修復チェックポイント

荒井昌海/粕谷 凌/内藤 詩/小澤暁来/山田修平

#2
モノリシックに対する立体感のある表現を目指して
前編:光の特性を活かしたステインの考え方

枝川智之

インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ
step ahead No.187 佐藤友光大

Reading Matter
Guest Editorial
第161回 「EAED 36th Spring Meeting」に参加して
岩田 淳

連載 その歯科技工に根拠はあるの?
─今日から役立つ補綴治療のエビデンス─
第2回 細菌だけじゃなかった!?
─インプラントを襲う見えないパワー─
髙瀬 直

QUINTESSENZ ZAHNTECHNIK QZ DIGEST
2025, 2
岡部和幸

リレー連載 自分史上、もっとも勉強になったこの1冊
+若手に受け継ぎたい1冊
第1回 井上 謙

Clinical Article
連載 義歯臨床の成功率を高めるBPS
─その理論とテクニックを整理する─
第8回 ゴシックアーチ描記法による顎間関係記録と人工歯の選択
松田謙一

LEVEL NEXT STUDY CLUB リレー連載
審美修復治療成功のためのプロセス
第2回 顔貌に調和したアーチデザインを目指した審美修復症例
北村 悠

QDT Beginners Manual for Dentist
連載 臼歯部支台歯形成
第2回 上顎小臼歯
古橋広樹

連載 咬合採得
第2回 シリコーンバイト材と咬合床の活用
阿部公成

for Dental Technician
連載 研磨
第2回 レジン系材料(PMMA)の研磨
郷田なつ美/大森葉奈/細谷瑛理子/冨田佳照(監修)

連載 サベヤーを用いたクラスプの設計
第2回 研究用模型への予備設計のサベイング
椿 康仁/河本考浩/榎木みなみ/今西秀郷(監修)

NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
失活歯に対する前歯部審美修復治療
北村 悠

Quint Web Site Topics Ranking

News & Topics
「日本臨床歯科学会 第10回学術大会」に参加して
木村正人

New Products Outlook

Meetings

Next Issue/From Editors


MASTERPIECE
薄井秀敏

Feature article #1
イノベーション・オブ・ラミネートベニア
複数のコンセプトを組み合わせたラミネートベニア支台歯形成の実践

大河雅之

 ラミネートベニアの文献的考察、支台歯形成のクラシフィケーション、そして20年におよぶ臨床の成果を多数提示することで話題となった大著「イノベーション・オブ・ラミネートベニア 20年の臨床と研究が示す価値」(小社刊、2024年)の著者である大河雅之氏。その後も講演、執筆、臨床でますます活躍を続けているが、今回は同書の上梓後に完成させたフルマウスリコンストラクション症例を供覧。すでに発表されたラミネートベニア支台歯形成のクラシフィケーションを組み合わせて用いることで、隣接面コンタクトの保存、エッジの省略といった利点を引き出しつつ、デジタル技術やアライナー矯正と融合させた低侵襲かつ機能・審美性にもすぐれたアプローチを提案する。

Feature article #2
モノリシックに対する立体感のある表現を目指して
後編

枝川智之

 前編では枝川智之氏(パシャデンタルラボラトリー)に、色調再現において重要な要素である光の反射・屈折・透過について解説していただいたうえで、ステイン塗布時に枝川氏が行っている2つの工夫をご紹介いただいた。後編では、モノリシックジルコニアに対するステイン法における、透明~不透明の層構造と対比効果を活用した切縁や隆線の立体的な表現について、また、天然歯のオパール効果をどのようにモノリシックジルコニアで表現するのかについてご解説いただく。

※内容は変更となる場合がございます。