ルネサンスをかけぬけた男ラファエロ

ルネサンスをかけぬけた男ラファエロ

[著者] バルバラ・ゴールドシュタイン [訳者] 鈴木久仁子 [訳者] 相沢和子
A5判上製・カバー装 / 435 ページ
2012-10-10 発売
ISBN:978-4-7812-0276-1

定価 3,960円(税込)

(本体 3,600円+税10%)

クイントコード:60420

わたしは万物を新しく描く―
天才たちがひしめく16世紀イタリアのフィレンツェ・ローマを舞台に、「人間とは何か」を探し続けた画家の生涯を描く歴史長編小説。
画家はルネサンスに何を見出し、誰を描いたのか?

教皇の座をめぐり陰謀うずまくヴァチカン、国家間の勢力争い、キリスト教世界の外側との交易・・・・・・戦争の絶えない乱世でありながら、西洋精神史を一変させ、芸術史に燦然と輝く傑作を次々にうんだルネサンスという時代。
ダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、ミケランジェロなどの大芸術家や、ローマ教皇、ボルジア家、メディチ家などとともに新たな時代をかけぬけた天才画家ラファエロ・サンティは、精緻なデッサンと美しい色彩で、絵画に何を写し取ろうとしたのか?
愛とは、自由とは、人間とは何か―?
生き生きとした描写で描くルネサンスの群像とラファエロ波乱の人生。