目次
Part1 臨床力アップにつながるヒント18
Chapter1 歯科衛生士臨床に必要な4つの資料
1.治療を開始するには、最低限4つの資料が必要
2.4つの資料が必要な理由
Chapter2 患者さんの生活背景を知る問診のしかた
1.『一般的な問診』と『生活背景の問診』は違う
2.生活背景の問診で収集する情報
3.生活背景の聴きかたとその注意点
Chapter3 評価ができる口腔内写真撮影のポイント
1.評価ができる口腔内写真を撮影しよう!
2.規格性口腔内写真の臨床的な位置づけ
3.規格性口腔内写真撮影に必要なツール
Chapter4 口腔内写真の見かた&説明のしかた
1.患者管理ソフトを使用して整理しよう
2.口腔内写真は『大きな視点』と『小さな視点』でチェックする
3.口腔内写真から読み取る患者さんのリスク
4.口腔内写真の説明のしかた
Chapter5 デンタルエックス線写真の見かた&説明のしかた
1.デンタルエックス線写真読影の真の目的
2.デンタルエックス線写真の見かた
3.デンタルエックス線写真から読み取る患者さんのリスク
4.デンタルエックス線写真の説明のしかた
Chapter6 評価できるプロービングのしかた
1.姿勢
2.患者さんのポジション・頭位
3.把持
4.レスト
5.ミラーテクニック
6.挿入角度
7.ストローク
8.上顎最後臼歯遠心への挿入
9.根分岐部への挿入
Chapter7 歯周組織検査結果の見かた&説明のしかた
1.3つのデータの意味と関係性
2.基準値に基づいて歯周組織検査結果を読み取ろう
3.『大きな視点』と『小さな視点』で歯周組織検査結果を読んでみよう
4.歯周組織検査結果から読み取る患者さんのリスク
5.患者さんに説明しよう
Chapter8 疾患タイプ別に患者さんを分けて考えよう
1.その患者さんはカリエスタイプ? ペリオタイプ?
2.カリエスタイプはどんな患者さん?
3.ペリオタイプはどんな患者さん?
4.複合タイプはどんな患者さん?
Chapter9 ペリオリスクの高い患者さんへのゴール設定
1.治癒予測していますか?
2.ゴール設定時の着眼点
3.歯周治療のゴールに向けて患者さんに理解してもらわなければならないこと
Chapter10 カリエスリスクの高い患者さんへのゴール設定
1.ゴール達成は3年後に評価する
2.ゴール達成に向けたメインテナンス中の評価ポイント
Chapter11 ユニット導入前からケアは始まっている
1.口腔内からの情報だけで患者さんを判断してはいけない
2.ユニット導入前から始まる患者さんの観察
3.常に気を配ることで、患者さんの体調変化も見えてくる
Chapter12 ルーティンに見よう! 粘膜疾患
1.『粘膜を見る』ことを加えよう
2.粘膜をいつ見るか? どう見るか?
3.『何か変』を放っておかない
Chapter13 患者さんの個性(性質)にあった対応をしよう
1.個性の合う患者さん、合わない患者さん
2.タイプを把握すれば、その人に適した対応ができる
Chapter14 脱マンネリTBI
1.TBIがマンネリ化?
2.脱マンネリTBIのための考えかた
3.疾患の発症メカニズムでTBIの優先順位が決まる
4.最初のひと言は「どう思いましたか?」
Chapter15 再評価では何をどう見る? 考える?
1.検査結果は時間軸で見てこそ意味がある
2.再評価で収集すべき資料
3.歯周組織検査結果を読み込もう
Chapter16 再評価の説明ポイント
1.再評価の説明でメインテナンス通院が決まる
2.再評価の説明のしかた
Chapter17 有病者が来院したら
1.口腔の健康に影響を及ぼすおもな疾患を理解しておこう
2.患者さんが疾患をコントロールしているかどうかが“鍵”
Chapter18 データ分析をして自分の臨床を振り返ろう
1.患者管理ソフトのキモは、臨床の分析にアリ!
2.データ分析に必要な項目
3.データ分析から自分の弱点を把握しよう
Column ベテランの筆者らがいつも心がけている
デキる歯科衛生士になるための5か条
Part2 臨床例から学ぼう!
Part2の見かた
臨床例1 中等度歯周炎(若年者)
臨床例2 中等度歯周炎(高齢者)
臨床例3 歯周病・う蝕ともに重度
臨床例4 う蝕(混合歯列~永久歯列完成)
臨床例5 メインテナンス(10~15年経過)
Column 患者さんの年齢によって、口腔内写真・デンタルエックス線写真の撮影枚数は変わる
付録
ICDASとXR
患者さんの心を動かす このひと言
参考文献
さくいん