目次
はじめに
第1章 戦前、戦後の開業破綻
1 私の父
1 「お蚕様なら川に流してしまう」
2 台湾時代
3 歯科の勉強
4 戦中、戦後
5 ストローク飢餓と自己顕示
6 ラケット
7 一つの逃げ道「引き篭り」
2 私は二代目
1 下町育ち
2 小学校の劇
a 禁止令
b 禁止令つづき
c 努力せよという価値基準
d 二代目の悲哀
e 喀血
第2章 アポイントメント・システムと勉強
3 ビジネス・スクール
4 マーケティング
1 需要と供給
2 医療における需給関係
5 セールス・プロモーション
1 カウンセリングという言葉
a 心理療法モデル
b カウンセリングの種類
c カウンセリングのメカニズム
d カウンセリングの鉄則
e 葛藤と価値体系
2 私がカウンセリングのテクニックを臨床に応用したこと
a 初診患者のとり扱い
b 計画提示のテーブル
3 カウンセリング以外の表現
4 動機づけ
a 患者教育という言葉
b 患者教育とは
c デカルトのつくった物質・機械文明
○1心のとり扱い
○2病気に対する考え方(病気天災説)
○3歯科医療においても
d 私がつくった患者教育システム
○1緊急処置システム
○2総合検査システム
○3口腔衛生指導システム
6 顧客創造と顧客組織
1 顧客創造
a 顧客
b 顧客創造ということ
2 顧客組織と私の失敗
7 フィロソフィーと目標
1 あるエピソード
2 目標設定
3 歯科医師としての目標
4 歯を抜かない歯医者
8 システムとコミュニケーション
1 システムの内容を伝えること
a 行きつけ
b 専門語
c システムを知らせること
2 感受性訓練と積極的傾聴法
a してはいけないこと
b しなければならないこと
○1コミュニケーションの道具
○2フィードバック
3 意味の問題
a 意味とは
b 意味論の根幹
4 一般意味論
a 抽象
b 時間的変化
5 歯科臨床と意味論、一般意味論
a 意味論と臨床
b 一般意味論と臨床
○1フォーカスィング
○2コージブスキーの提案
○3意味論、一般意味論的な間違いを防ぐ方法
9 臨床上もうひとつの注意(痛くしない工夫)
1 催眠法
a 後催眠
b 呼吸と催眠
c 自己催眠法
2 無痛的刺入法
a 浸潤麻酔
b 後上歯槽神経伝達麻酔
c 歯根膜麻酔
3 針麻酔
a 針治療と治療に対する考え方
b 針一本で歯を抜いた
c 中国医学
○1気の概念
○2陰陽説
○3五行説
○4十干
d ブラッシング指導の哲学
e 刺激療法
第3章 古典科学の足取り
10 デカルトの哲学と科学の方法
1 「我思う故に我あり」
a 自分と環境
b 人間も動物も機械だ
c 循環器系の説明
d 宇宙も機械だ
2 生命の機械的な見方
a 消化器官
b 神経系統
c 筋肉運動
d 「人間機械論」という本
3 生命の単位は細胞だ
a 顕微鏡の発明
b 生命は湧いてくるものではない
c つぶされてしまった自然良能
d メンデルはベートーヴェンと同じ運命
4 最近、流行りの分子生物学、遺伝子工学
a 分子を見ているつもり
b 酵素
c 免疫
d 化学療法から抗生物質
e ホルモン療法
11 西洋的古典科学のかげり
1 光の速さ
2 時間はつながっていない
3 空間は曲がる
a もう一つの論文
b 解析幾何学が通用しない
c ブラックホール
12 ニュートン流の科学では説明できないもの
1 原子は崩壊する
a 妻の手が透けて見える
b 放射線でやられた手
2 原子の構造
a 素粒子というもの
b 物質は波である
c 矛盾をのみこむ
d 物質の持つエネルギーは膨大である
13 新しい考え方
1 この世のはじまり
a 一つの学説
b 諸行無常(時間って何だろう)
c 物質といわれるものの誕生
2 熱力学の法則
a 熱力学第一の法則
b 熱力学第二の法則
第4章 ニューサイエンスと心身
14 気と敏感さ
15 自他一致
16 構造
1 構造の持つイメージ
2 秩序
3 構造とシステム
17 散逸構造
1 散逸構造の展開
2 散逸構造としての人間
3 散逸構造の持つ性格
4 散逸構造と歯科医療
a 歯髄保存療法
b 感染根管治療
c 抜髄、抜歯
5 散逸構造としての勉強、試験、成長
6 人間の発達成長
7 免疫に対する考え方
8 散逸構造と社会現象
18 心と身体
1 リラクセーション
2 リラクセーションは自分のために
3 ホロイズムと人間
4 歯科という呼称
19 心身一如
1 心と身体
a 光は波動である
b 光は粒子である
c 粒子であり波動であるもの
d 量子の考え方
e 不確定性原理と相補性
f 中国の陰陽説と不確定性原理
g 心と身体の量子的見方
h 肉体は物質
i 心は波動
2 患者さんからくる波動
3 患者さんのエピソード
4 波長が同調しないとき
5 患者教育と波長
6 自分が変われば他人も変わる
20 大脳という臓器
1 心象
2 感覚器による認識の限界
a デヴィッド・ボームのインプリケーテッド・オーダー
b EPR思考実験
c 心も散逸構造
d 歯科医療もホロイズム
e ジェフリー・チューのブーツストラップ理論
f 歯科医療のブーツストラップ的見方
第5章 脳と認識
21 量子論的に考えた脳と意識
1 網膜細胞の感受性
2 シナップス周辺の神経伝達物質
3 情報の統合性
4 秩序の強化
a フレーリッヒ・システム
b 相転移
c 液体ヘリウムの振る舞い
d ボース・アインシュタイン凝縮
e 意識の説明
22 私というもの
1 私とは脳か
2 私というものがあるのか?
23 波動としての人間
1 認知
2 快、不快
3 波動と受信
4 気の合う人と気の合わない人
5 波動と意識
a 一枚の風景画
b 芸術とは
c 解剖学的調和
d スマイルライン
e 歯面の形成すつ曲線
24 意識の拡大
1 世界の構築
a 赤ん坊の意識
b 幼児の世界
c 這えば立て
d 言語の世界
e 世界の創造
2 創造と発見
3 創造への方法
4 精神面の意識拡大
25 気と場
索引