目次
はじめに
1.生活歯の利点
2.生活歯と失活歯の見分け方
3.電気的歯髄診断器の上手な使い方
4.根未完成歯の電気的歯髄診査における注意点は?
5.温度診による歯髄の生死判定
6.歯髄疾患の待機的診断法とは
7.歯髄診断法
8.齲窩の合理的開拡法は
9.齲窩の消毒は必要か?
10.ラーバーダム防湿の有用性
11.深在性齲蝕における処置の要点
12.3Mixによる深在性齲蝕の治療
13.直接覆髄法の適応症と禁忌症
14.歯の漂白法
15.生活歯髄切断法とは?
16.慢性潰瘍性歯髄炎および慢性増殖性歯髄炎における断髄法の適否
17.歯根未完成歯の歯髄処置
18.歯内治療時のエックス線診査は何に役立つか
19.根尖部透過像を有する正常歯
20.根尖部病変と錯覚するエックス線透過像
21.上行性歯髄炎とは
22.象牙質知覚過敏症の処置
23.象牙質視覚過敏で抜髄するときは
24.抜髄の目的は
25.直抜即充の利点と欠点
26.麻酔抜髄と失活抜髄、どちらがよいか
27.現在の歯髄失活法に対する考え方
28.抜髄後の歯は死歯ではない
29.歯髄組織疾患が根尖部周囲組織に及ぼす影響
-歯髄組織と根尖部周囲組織は一心同体-
30.エンドに強くなるには、術前のエックス線写真がうまく撮れるか否かが重要である
31.歯内治療へのデジタルエックス線画像診断システムの導入
-歯科医院にフィルムレス時代到来-
32.髄室開拡のアウトライン
33.上・下顎大臼歯の髄室開拡法および注意事項-近心壁、頬側壁の削除について-
34.根管口の拡大時期は?
35.抜髄における歯髄切断位置を象牙-セメント質境にする理由は?
36.抜随時と感染根管治療時の根管内最深部における初期の機械的操作位置
(アピカル・エンド)に差があるか
37.作業長の測定がうまくいけば、根管治療は五〇%成功といっても過言ではない
38.彎曲根管の根管拡大・形成時には作業長の変化に注意
39.ストッパーは正確に装着せよ
40.抜随時の歯髄切断には何を使うか
41.抜随後の根管貼薬は必要か
42.残髄の診断と処置法
43.抜髄後に“歯根膜炎”が起こるのはなぜか?
44.根管はどれだけ拡大すればよいか
45.根管拡大・形成は先を急がず、現在使用している器具(サイズ)を入念に
46.効率的な根管充填材の除去法
47.リーミングとファイリング
48.根管拡大と根管形成の相違点
49.根管拡大におけるISO規格基準の矛盾
50.最近の根管拡大・形成システム
51.ニッケル・チタン合金製ファイルの長所と短所
52.プロファイルの特徴
53.GTロータリー・ファイルの特徴
54.ライトスピードの特徴と使用法
55.根管拡大・形成の自動化は可能か?
56.リーマー、ファイルの寿命
57.マイクロエンド Micro Endodonticsとは
58.根管拡大・清掃は根管治療の伝家の宝刀(一症例報告)
59.根管が狭窄している場合の根管拡大はどうするか
60.板状根管の処置法
61.根管の化学的清掃剤にはどのようなものがあるか
62.根管の化学的清掃の実際
63.根管の化学的拡大はどの程度可能か
64.根管壁のスメアー層とその除去
65.強酸性水の歯内治療への応用
66.FCの使用法について
67.歯内治療時における水酸化カルシウムの応用
68.水酸化カルシウムペーストを調製するための溶媒は?
69.3Mixと感染根管治療
70.ヨードホルム系根管治療充填材のちょっと変わった使い方
71.薬剤に頼る態度を改めない限り、根管治療の上達は望めない
72.根管治療時の“イオン導入”はどのように応用するか
73.レーザーの根管治療への応用
74.急性化膿性根尖性歯周炎の治療法
75.感染根管(とくに歯髄壊疽)の根管拡大・形成は一気に行わないこと
76.根未完成歯の感染根管はどうすればよいか
77.フェニックス膿瘍とは
78.根管治療の回数ばかり増加して一向に症状の良くならないケースはどこかが間違っている
79.根尖性歯周組織疾患に難治症例はあるか
80.滲出液の止まらない根管の処置
81.医原性歯根膜炎の原因とその対処法
82.咬合痛および打診痛のとれない症例
83.瘻孔の原因歯の決定法は
84.瘻孔の存在する感染根管治療は歯科医の腕のみせどころ
85.外歯瘻(Extra oral sinus tract)
86.根分岐部病変の処置
87.歯根嚢胞は根管治療で治癒するか
88.髄室開拡や根管拡大・形成時に誤って穿孔した場合どうすればよいか
89.根管処置時に上顎洞への穿孔が起こったときはどうするか?-歯内処置と上顎洞-
90.根管内の破折リーマー、ファイルはとらなければならないか
91.破折したリーマー、ファイルの除去方法
92.皮下気腫とは何か?その発生の防止策は?
93.根管用小器具を嚥下、吸引させたときはどうすればよいか
94.根管内細菌検査はなぜ必要か
95.バイオフィルムと根尖病巣
96.急性症状を示す根尖性歯周炎の仮封は?
97.感染根管の一回治療について
98.髄床底に認められる髄管について
99.複根管性であることの多い歯根は
100.歯内歯の処置法
101.中心結節を有する歯の処置
102.歯内吸収歯の処置法
103.樋状根・樋状根管(C-shaped root canal U-shaped root canal Gutter shaped root canal)
104.上顎犬歯、上顎小臼歯および上顎第一大臼歯の根管治療時の問題点
105.下顎第一大臼歯の根管拡大・形成時における留意点、とくに遠心根について
106.根管充填の時期を決定する臨床上の基準
107.ポイント根管充填と糊剤決定根管充填
108.マスターポイントの適合状態が根管充填の良否を決める
109.側方加圧根管充填の方法と利点
110.スプレッダーの上手な使い方
111.垂直加圧根管充填の方法と利点
112.根未完成歯の根管充填はこのように
113.熱可塑性ガッタパーチャによる根管充填の長所と短所
114.糊剤根管充填はダメか?
115.加圧根管充填時に疼痛がある場合の理由とその対処の仕方
116.高齢者における根管治療時の注意点-高齢者における歯内治療-
117.大きな根尖病変を有する歯の治療法と外科的歯内治療
118.開窓療法とは何か
119.歯根尖切除術vs歯根尖掻爬術
120.歯根尖切除に伴う逆根管充填について
121.破折歯の保存法
122.歯根挺出法
123.外傷による脱落歯の再植
124.脱落歯の再植までの保存法
125.歯内・骨内インプラントの考え方
126.歯性病巣感染とは何か
127.歯内治療後の治癒に影響を及ぼす因子
128.歯内治療後の治癒(修復)に影響を及ぼす因子-全身的因子