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  • 口腔漢方処方早わかりガイド
    この本の書評を読む
    保険に生かせて不定愁訴にも効く

    口腔漢方処方早わかりガイド

    著者: [著] 王 宝禮
    B5判 / 104ページ / 2021-05-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0809-1
    定価 5,500円(本体 5,000円+税10%)
    クイントコード:17730
    モリタコード:208040773
    • チラシの価格表記は発行当時のものです。
    よくわかる! 口腔疾患でよく使われる漢方薬32種の使い分け
    口腔乾燥症や抜歯後疼痛・歯痛、口内炎などの不調を訴えてくる患者に対し、西洋薬を処方しても効果や改善がみられず、お困りの術者も多いのではないか。そこで西洋薬の次の一手として副作用が少なくマイルドな効き目の「漢方薬」をオススメしたい。本書では歯科で有効な32種の漢方薬を厳選し、体質別に処方薬を提示。また、意外と知られていない歯科保険適用の漢方薬11種についてふれ、日常の保険請求にも生かしてもらいたい!

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評者:津島克正(青森県開業・津島歯科)

 本書の執筆者である王宝禮先生は,現在大阪歯科大学の教授で,長年漢方医学を専門に研究されてきた方である.なかでも,王先生は歯科における漢方薬導入の立役者で, 平成24年4月の保険改正にともない「歯科関係薬剤点数表」に漢方エキス製剤7方剤が記載され,平成30年4月の改定では,漢方エキス製剤11方剤(立効散,半夏瀉心湯,黄連湯,茵蒿湯,五苓散,白虎加人参湯,排膿散及湯,葛根湯,芍薬甘草湯,補中益気湯,十全大補湯)が歯科保険適用の範囲と拡大されたのも,王先生あってのことである.
 さて,評者が本書を初めて手にした時,植物図鑑を手にとるような懐かしい感覚がよみがえり,心が躍った.
 まず1 章では,私たち臨床家が知りたい口腔乾燥症や口内炎などの口腔疾患への薬物療法を,西洋薬の選択から漢方薬の選択へといざなってくれる.そしてチャート式で見やすく,かつ使いやすい.おまけに問診表や質問票,チェックシートもあり,日常診療に導入しやすい.
 2章では歯科で処方頻度の高い32種の漢方薬が紹介されている.この章ではまさに植物図鑑を見ているようで,興味深い.
 3章では漢方薬の副作用と相互作用が解説され,漢方薬を処方する時,漢方薬を服用している患者が来院した時の対応がわかる.漢方薬の相互作用については2年後の歯科医師国家試験に出題される見込みなので,今後ますます目が離せないだろう.
 4章には,以前からある漢方薬の素朴な疑問として,歯科保険に関してQ&A形式で王先生がスマートに答えてくれている.開業医として一番知りたいことは,どの漢方薬が保険に通るかだ.本書はそれを多角的に説明している.
 ところで,漢方で難しいところは,さまざまな漢方医学用語が登場することだ.たとえば「虚」,「実」,「気」,「血」,「水」などはユニークな説明がなされている.とくに,漢方薬の薬効分類を知ることが日本の漢方薬を理解していく基礎になると実感した.
 さらに本書に散りばめられた口腔乾燥症, 化膿症, 口内炎などの各症例報告,投薬時のPointは,漢方を立体的に理解させてくれる. 道草的なコラムは知恵袋のようで,COVID-19への漢方薬, むくみ,附子末についてがとくに勉強になった.
 筆者の卒前,卒後教育を振り返った時に,主に西洋医学の補綴,保存治療学の教育を受け,口腔疾患を薬物療法で対応する内科学的な教育はあまり受けなかったように思う.ましてや,東洋医学の漢方薬などは遠い存在であった.
 しかし,社会背景や歯学部教育の変革からも,やがて日々の歯科臨床で漢方薬が特別な存在ではなくなるだろう.本書は未来の歯科治療を教えてくれる一冊でもある.

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