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  • 薬 YEARBOOK '24/'25
    この本の書評を読む
    別冊 ザ・クインテッセンス

    薬 YEARBOOK '24/'25

    患者に聞かれても困らない! 歯科医師のための「薬」飲み合わせ完全マニュアル
    著者: [監修] 朝波惣一郎 [監修] 王 宝禮 [監修] 矢郷 香
    A4判変型 / 192ページ / 2024-03-10 発売
    ISBNコード:978-4-7812-0991-3
    定価 6,380円(本体 5,800円+税10%)
    クイントコード:19460
    モリタコード:208050947
    • チラシの価格表記は発行当時のものです。
    高齢者に多いお口のトラブル、口腔粘膜疾患とその治療薬がわかる
    特集では「高齢者特有の口腔粘膜疾患と薬に迫る」と題し、高齢者によくみられる口腔カンジダ症や口腔扁平苔癬、口腔乾燥症といった口腔粘膜疾患の見分け方と各治療薬の解説のほか、嚥下機能が低下した高齢者への服薬支援などについても述べている。薬の飲み合わせにおいては、日常で遭遇頻度の高い服用薬の見直しを図り、高血圧症や糖尿病など疾患別に、処方可/要慎重/減量・休薬/併用禁忌・原則禁忌など方策が瞬時にわかる一覧を掲載。

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評者:松野智宣(日本歯科大学附属病院口腔外科)

 本書の初版は平成17年(2005年)に遡る.実に20年も前である.その間,さまざま種類・多くの薬効をもつ新薬が開発・承認されてきた.
 超高齢社会で多剤服用が当たり前のようになった現在,歯科からの投薬においてもポリファーマシーを起こさないようにすることが求められている.20年前はポリファーマシーという言葉すら耳にすることがなかったが,歯科医師のために「薬」の飲み合わせに関する本をまとめられた本書の監修代表である朝波惣一郎先生の先見の明には感服するばかりである.
 さて,2019年に本書は『薬YEARBOOK'19/'20』として,「薬」をよりわかりやすく,読みやすいスタイルにリニューアルされた.まさに,患者に聞かれても困らない!歯科医師のための「薬」飲み合わせ完全マニュアルとなった.そして,同年のクインテッセンス出版の年間ベストセラーにもなったそうだ.
 その後,2021 年のCOVID-19による緊急事態宣言の中,『薬YEARBOOK'21/'22』が刊行された.巻頭の特集では,「歯科医院はCOVID-19感染症にどのように備えるべきか」が組まれた.ワクチン接種,感染予防対策,各種検査法なの有用な情報が提供されていた.  そして今回の『薬YEARBOOK' 24 / ' 25 』でも,これまでの『薬YEARBOOK』と同様に, 医療従事者向け医療総合サイト「医薬情報QLifePro」のデータからピックアップされた医科で処方されることの多い内服薬(当然ながら掲載されている薬剤は『'21/'22』からアップデートされている)を降圧薬(一般名として10薬剤),糖尿病治療薬(11薬剤),抗血栓薬(11薬剤),脂質異常症治療薬(11薬剤), 精神神経疾患治療薬(11薬剤), 骨吸収抑制薬(5薬剤), 抗アレルギー薬(3薬剤),呼吸器疾患治療薬(8薬剤)に分類し,それらの薬剤の特徴が見開きの左ページにコンパクトにまとめられている.一方,右ページには歯科で処方されることの多い内服薬(併用薬)として,抗菌薬,抗炎症薬・鎮痛薬,抗真菌薬・抗ウイルス薬,局所麻酔薬,胃粘膜保護薬の6種(17薬剤)との相互作用と方策がユニークにわかりやすく掲載されている.さらに,漢方薬との相互作用も巻末に掲載されている.
 また,今回は,「高齢者特有の口腔粘膜疾患と薬に迫る」というタイトルで,一般歯科臨床で遭遇する機会が増えている口腔粘膜疾患に対する薬物療法,嚥下機能が低下した高齢者への服薬支援や口腔粘膜炎に対する漢方薬の効能について,口腔粘膜疾患や口腔乾燥症などに造詣の深い岩渕博史先生や,高齢者の摂食嚥下に精通している廣瀬知二先生など著名な著者による巻頭特集が組まれている.
 すでに,これまでの『薬YEARBOOK』をお持ちの先生にもアップデートされた『薬YEARBOOK'24/'25』をチェアサイドの1冊に加えていただくことをおすすめしたい.

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