Quintessence DENTAL Implantology

GPから専門医まで使えるインプラント臨床雑誌

歯科インプラントの専門誌として世界の最新インプラント事情をはじめ、著名臨床家・研究者による有益な記事を提供してきた『QDI』。本誌は編集方針として“一点深掘り主義”を掲げ、臨床直結の大特集記事を中心に、インプラントの専門家に向けたアドバンスな内容だけでなく、これからインプラントを始める方や学び直したい方に向けたベーシックな内容の連載で構成される。インプラント治療をスキルアップさせたいすべてのドクター必読。

隔月発刊・奇数月、年6冊
1部定価:5,280円(本体 4,800円+税10%)

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弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。

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Quintessence DENTAL Implantology

2025年No.4

  • 目次
  • 次号予告

大特集
プランBのインプラント臨床
木原敏裕/渥美克幸/片山 昇/飯田啓介/池上龍朗/岩田光弘

[概論] プランA/プランB/プランCの歯科治療
[臨床論文]
その天然歯を残すべきか否か─3つの観点に基づいた治療計画のデシジョンメイキング─
高齢者における低侵襲インプラント補綴─咀嚼機能の早期回復を目指して─
無歯顎およびTerminal dentitionにおける治療計画─プランA/B/Cの考え方─
プランB治療について考える
多数歯欠損ならびに過大なオーバージェットをともなう歯列不正患者に対して、プランBの治療計画を立案し、矯正治療およびインプラント補綴で対応した症例
[総括] 患者の主訴と最終的なゴールを考慮した治療プランが求められる

Column 私のはじめての1本
scene22 私のインプラント治療の軌跡─若き日の挑戦から現在まで─
菅井敏郎

Esthetic Implantology
審美領域の2歯連続欠損に対して歯間乳頭再建を行ったインプラント症例
安斉昌照

特別REPORT
IDS2025
紀藤一将

Skill Up連載
Basic
動画で学ぶ インプラント外科 基本の「き」
第10回 下顎前歯部におけるインプラント治療の基本
白鳥清人

Basic
総合歯科医院のつくり方
第2回 デジタルデンティストリーを基盤とした院内業務改革と診療精度向上への取り組み
安藤壮吾

Intermediate
長期的に良好な予後が期待できる現実的なインプラント療法
第1回 審美領域における大規模な垂直的GBR
小田師巳/園山 亘

Advance 
令和版 軟組織のトリセツ
第9回 結合組織の使い分けや併発症
増田英人

FOCUS ON JOMI
抄 訳
歯周病に罹患した隣接する下顎2前歯に対する1本のインプラントの即時埋入での補綴:8年後までの経過を含めたテクニカルレポート
Amato F et al.(訳/解説:前田芳信)

フルデジタルキャストフリーワークフローで作製され、チタンベース非介在でエクスターナルヘックス連結部に直接スクリュー固定された304個のインプラント支持型ジルコニアクラウンにおける最長8年間の残存率解析:多施設共同後ろ向き研究
Schmitz JH et al.(訳/解説:石丸智也、黒嶋伸一郎)

上顎前歯部に埋入した単独インプラントの切縁レベル変化の長期評価(5〜19年の追跡調査):観察研究
Padovezi IPDD et al.(訳/解説:小倉基寛、丸川恵理子)

インプラント周囲骨吸収のリスク因子に関する多変量ロジスティック回帰分析
Liang L et al.(訳/解説:井上 孝)

全 訳
骨縁下埋入は歯槽頂部骨吸収を減少させるか? スプリットマウスランダム化比較試験
Altieri F et al.(訳/蓮池 聡)

STUDY GROUP FOR IMPLANTOLOGY
北九州歯学研究会
力丸哲哉

NEWS
第47回北九州歯学研究会発表会、他

REPORT
ペリオな会
酒井 嶺

ORE 2025 Hawaii Meeting
吉木雄一朗

2025 Cadaver Training in Hawaii:Bone Augmentation Master Course
辻 光弘


大特集
インプラント周囲炎は もう怖くないのか

関野 愉/鈴木秀典/佐野哲也/水上哲也/松井孝道/石川知弘/天野敦雄×十河基文

 現在の日本国内におけるインプラント周囲炎は患者レベルで9.7~15.8%、インプラントレベルでも9.2%と報告され、依然として確立された治療法は存在しない。そのため「予防が重要」という点が強調され、多くの臨床家が注意を払いながらインプラント治療の外科および補綴処置を行っているが、インプラント周囲炎を完全に防ぐことは難しい。小誌では2013年2号で「インプラント周囲炎はもう怖くない」と題した特集を組み、当時におけるインプラント周囲炎の知識と治療法を紹介したが、あれから12年経った今、対処法はどのように変化したのだろうか。インプラント周囲炎への対応は、まず原因および増悪因子を把握し非外科的に治療を行い、それで改善しなければ切除療法や再生療法をはじめとする外科的治療を行う。この外科的治療において、近年精度の高い結果が出始めている。
 そこで、本企画ではインプラント周囲炎の治療における非外科的および外科的治療について、症例をとおして成功のポイントを語っていただく。

Skill Up 連載
Intermediate 長期的に良好な予後が期待できる現実的なインプラント療法
第2回 GBRの併発症とその対応

小田師巳、園山 亘

Advance 令和版 軟組織のトリセツ
第10回 審美領域のインプラント治療における軟組織マネジメントの基本事項
増田英人

※内容・項目、タイトルは予告なく変更される場合がございます。