Quintessence DENTAL Implantology

GPから専門医まで使えるインプラント臨床雑誌
インプラントの専門誌として世界の最新インプラント事情をはじめ、著名臨床家・研究者による深掘りされた記事を提供してきた『QDI』。本誌は今年で創刊30周年を迎える。臨床直結の大特集記事を中心に、インプラントの専門家に向けたアドバンスな内容だけでなく、これからインプラントを始める方や学び直したい方に向けたベーシックな内容の連載も加わった。インプラント治療をスキルアップさせたいすべてのドクター必読。
隔月発刊・奇数月、年6冊
1部定価:5,280円(本体 4,800円+税10%)
Service Contents
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インプラントを臨床に生かすための専門誌『Quintessence DENTAL Implantology』(QDI)の書評コーナーがリニューアル!
インプラント治療に関連する書籍を、臨床家の先生方に“私のお気に入りの1冊”としてご紹介いただきます。
最新号のご案内
大特集
超高齢社会におけるインプラント治療とメインテナンス
萩原芳幸/三上 格・西東聖子/林 美穂・藤本和泉
[概論]
高齢者に対するインプラント治療と治療後の患者の高齢化への対応
[臨床論文]
・准高齢期に上顎ボーンアンカードブリッジを施術後12年経過し高齢期を迎えた症例をとおして、高齢者のインプラント治療について考える
・超高齢社会におけるエイジングを考慮したインプラントメインテナンス
[総括]
超高齢社会におけるインプラントメインテナンスを考える
特別REPORT
第9回 日本国際歯科大会2023
井村周嗣
column 私のはじめての1本
scene12 インプラントのための骨造成
山道信之
Esthetic Implantology
上顎中切歯部に対し2本連続のインプラントで修復を行った症例
木津康博
長期インプラント症例を再評価する
咬合崩壊患者にインプラントを用いて咬合再構成した症例の長期予後
吉村治範
リレーエッセイ インプラントを最後まで見届ける。@歯科訪問診療
#6(最終回) 歯科‐歯科連携によってインプラント患者が通えなくなっても地域全体で診ていく仕組みづくりを
押村憲昭
MY FAVORITE BOOKS
『その下顎位をどう決める?』
原田和彦
『審美インプラントの治療戦略』
和田圭祐
Skill Up連載
Basic
初学者のためのインプラント補綴設計[第12回(最終回)]
経過観察時に上部構造に生じる生物学的問題事象とその対応
和田誠大
Advance
インプラント治療のための硬・軟組織マネジメント[第12回(最終回)]
トラブルシューティングのための硬・軟組織マネジメント
石川知弘
FOCUS ON JOMI
抄訳
下顎臼歯部水平的骨造成時の軟組織管理に対する頬側部分層弁伸展骨膜形成術の有効性:前向き臨床研究
Krennmair G et al.(訳/解説:蓮池 聡)
上顎洞底挙上術の手技の違いが上顎洞粘膜の穿孔に与える影響:システマティックレビューとネットワークメタ分析
Lee CT et al.(訳/解説:三野卓哉、前川賢治)
同じ下顎骨に埋入されたショート(4mm)と通常長さ(≧10mm)インプラントの一次および二次固定を調査した前向き臨床研究
Poulopoulos G et al.(訳/解説:黒嶋伸一郎、澤瀬 隆)
インプラント即時埋入をともなう歯槽頂アプローチによる上顎洞底挙上術に対する年齢の影響:後ろ向き研究
Gao X et al.(訳/解説:瀬戸英里、和田誠大)
全訳
5~15年経過の上顎無歯顎即時荷重インプラント治療の残存に関する研究:マルチレベル解析を用いた後ろ向きコホートスタディ
Kondo Y et al.(訳/解説:近藤祐介、正木千尋、細川隆司)
STUDY GROUP FOR DENTAL IMPLANTOLOGY
NOAH(名古屋咬合臨床研究会)
阿部公成
REPORT
墨 尚先生 AO Diplomate Certificate 取得記念講演会
篠崎章敬
NEWS
オッセオインテグレイション・スタディクラブ・オブ・ジャパン(OJ) 2023年年次ミーティング、他
インプラント関連学会情報
年間総目次
著者別索引
大特集
そろそろインプラントの咬合について本気で語りませんか?
小久保裕司、杉元敬弘、船木 弘/吉野 晃、佐分利清信、長谷川篤史、郡 啓介/桝本光希/大久保力廣
インプラント治療のガイドラインは現在でも十分に確立されているとは言えず、中でもインプラント修復に使用される咬合スキームについては科学的根拠が乏しい。ある一定の基準は示されているものの、エビデンスに基づいた明確なものはなく、多くの歯科医師が手探りで上部構造体に咬合を付与し、咬合調整を行っているのが現状である。あるいは真正面からの議論を避け、“なんとなく”で補綴装置を作製していたきらいもある。しかしながら、インプラント臨床医は信頼できる指標を現場で必要としている。そこで本特集では、かねてより「インプラントの咬合」に多大な関心を寄せ、臨床に活かしている歯科医師/歯科技工士に自身の理論や考え方、そして指標を詳らかにしてもらうことを目的とした。
Skill Up 連載
【NEW】Basic こんな患者が来院したら ーこれだけは知っておきたい有病者に対するインプラント治療のポイントー
砂田勝久
【NEW】Basic 動画で学ぶ インプラント外科 基本の「き」
白鳥清人
※内容・項目、タイトルは予告なく変更される場合がございます。