Quintessence DENTAL Implantology

GPから専門医まで使えるインプラント臨床雑誌

歯科インプラントの専門誌として世界の最新インプラント事情をはじめ、著名臨床家・研究者による有益な記事を提供してきた『QDI』。本誌は編集方針として“一点深掘り主義”を掲げ、臨床直結の大特集記事を中心に、インプラントの専門家に向けたアドバンスな内容だけでなく、これからインプラントを始める方や学び直したい方に向けたベーシックな内容の連載で構成される。インプラント治療をスキルアップさせたいすべてのドクター必読。

隔月発刊・奇数月、年6冊
1部定価:5,280円(本体 4,800円+税10%)

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弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。

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Quintessence DENTAL Implantology

2025年No.5

  • 目次
  • 次号予告

大特集
インプラント周囲炎は もう怖くないのか
関野 愉/鈴木秀典/佐野哲也/水上哲也/石川知弘/松井孝道/天野敦雄・十河基文

[概論] 最新のエビデンスと国際的コンセンサスから読み解くインプラント周囲病変
[臨床論文]
インプラント周囲疾患を予防するための清掃性と上部構造の配慮─インプラント周囲粘膜炎での対応を中心に─
インプラント周囲炎の外科治療の成功率が低いのはなぜか?─インプラント表面改変法の検討─
インプラント周囲炎に対する再生療法におけるnon-submerged type術式とsubmerged type術式の選択適応とその治療経過
インプラント周囲炎に対する再建的アプローチ
インプラント周囲炎治療の特殊性を歯周病学的側面から考察する
[対談] インプラント周囲炎を予防するための「リアルタイムPCR細菌検査」
[総括] 複数の治療選択肢の中から症例ごとにもっとも適切な対応を見極めることが成功の鍵となる

Column 私のはじめての1本
scene23 手に汗握るはじめての埋入手術回顧録
松島正和

Esthetic Implantology
垂直的な軟組織の欠損をともなう上顎4前歯に対し、硬・軟組織の温存に配慮して審美改善を目指した症例
橋口隼人

特別企画
地域での歯科医科連携の取り組み ─内科・麻酔科との連携事例─
鈴木泰二

Skill Up連載
Basic 動画で学ぶ インプラント外科 基本の「き」
第11回 上顎前歯部におけるインプラント治療の基本①
白鳥清人

Basic
総合歯科医院のつくり方
第3回 患者を継続的に支える院内多職種連携の取り組み
安藤壮吾

Intermediate
長期的に良好な予後が期待できる現実的なインプラント療法
第2回 GBR後の併発症とその対応(上)─理解すべき知識と習得すべき手技─
小田師巳/園山 亘

Advance
令和版 軟組織のトリセツ
第10回 審美領域のインプラント治療における軟組織マネジメントの基本事項
増田英人

FOCUS ON JOMI
抄訳
歯科インプラント破損の臨床結果:ケースシリーズと影響因子の分析
Zhen Li MM et al.(訳/解説:和田誠大、武藤祐太朗)

最終補綴アバットメント装着時期(ワンタイムアバットメントと従来プロトコルの比較)および関連アウトカム:ランダム化比較試験に基づくシステマティックレビューとメタ分析
Nunes M et al.(訳/解説:今井実喜生、鮎川保則)

側方的歯槽骨増大術における異種骨ブロック:われわれは今どこにいるのか? システマティックレビューおよびメタ分析
Liu HP et al.(訳/解説:松浦正朗)

インプラント疾患リスクアセスメントダイアグラムによる長期機能している インプラント辺縁骨レベルの変化と評価:2〜6年のフォローアップを基にした後ろ向き研究
Asik B et al.(訳/解説:竹下文隆)

全訳
混合モデル解析を用いた小幅径インプラント周囲の辺縁骨レベルの後ろ向き評価
Henn P et al.(訳/解説:三野卓哉、前川賢治)

STUDY GROUP FOR IMPLANTOLOGY
5-D young basic follow up study
松本圭史

NEWS
第43回 日本顎咬合学会学術大会・総会、他

REPORT
チューリッヒクラブ
月岡庸之

インプラント関連学会情報


大特集
永久歯の先天性欠如に対する治療戦略

上田一彦/相宮秀俊/金成雅彦/丹野 努/中村茂人/新村昌弘

 日本人を対象とした永久歯の先天性欠如の疫学調査における発現頻度は10.9%とされ、欠如部位別の頻度では、5 番と2 番の欠損が多いとされている。先天性欠如部位の状態はさまざまである。隣在歯の倒れ込みなどによって隙間が埋められている場合もあれば、乳歯が残存しそのまま放置されているケース、また空隙のままの場合もあるだろう。治療方法としては、歯科矯正治療やインプラント治療(またはその組み合わせ)、ブリッジなどが考えられるが、これだけ発現頻度が高い疾患にもかかわらず、その治療戦略は十分に精査されているとはいえない。
 そこで本企画では、先天性欠如のある患者に対するインプラントを軸とした治療戦略について、最新の文献と臨床例を通じて迫ってみたい。

Skill Up 連載
Intermediate 長期的に良好な予後が期待できる現実的なインプラント療法
第3回 GBR後の併発症とその対応(下)
小田師巳、園山 亘

Advance 令和版 軟組織のトリセツ
第11回 審美領域の即時埋入における「軟組織」の重要性と効果
増田英人

※内容・項目、タイトルは予告なく変更される場合がございます。