歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌
「QDT」は、「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。創刊以来、48年。とくに2000年代初頭からは「歯科医師と歯科技工士のコミュニケーションの重要性」に着目。補綴・修復治療の成功のためには、歯科医師と歯科技工士の「共通言語」が不可欠。「QDT」はそのために、歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。歯科医師、歯科技工士それぞれに向けた記事や、コミュニケーションの実例などを、つねに新鮮な著者陣に依頼。もはや、「QDT」は歯科技工士だけの雑誌ではありえない。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。
月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)
MASTERPIECE特別編
QDT主催テクニカルコンテスト2023最優秀作品
有井寧々/鈴木啓太
Guest Editorial
第146回 歯科技工士のオーストラリアでの働き方
髙橋健作
Feature article #1
生物学的支台歯形成の基本とMI時代に適応した各種器材の応用
後編:バーキット編
山﨑長郎
Feature article #2
QDT主催テクニカルコンテスト2023
優秀作品
足立 成/鬼塚浩靖/馬場大輔/秋山浩之/有沢旬平
インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ step ahead
No.171 宮﨑恵子
連載 精度の高いキャストパーシャルデンチャー製作法
第4回 コンビネーションシンドロームを防ぐ義歯治療(前編)
ートレー製作から蝋堤製作までー
山田秀典/監修:松本勝利
連載 基礎から学ぶフェイシャルカットバック法を用いた陶材築盛
第4回 天然歯形態の観察
伊原啓祐
連載 業務範囲のグレーゾーン、どこまでセーフでどこからアウト?
歯科技工業務の境界線Q&A
第4回 歯科技工士が治療計画にかかわることはどこまで可能か?
末瀬一彦
連載 QDT Beginners Manual for Dentist
プロビジョナルクラウンの製作
第3回 チェアサイドにおけるプロビジョナルクラウンの製作
~口腔内のクラウンをコピーする方法~
髙岡亮太/常藤洋平
連載 QDT Beginners Manual for Dentist
プレスセラミックインレー形成
第4回(最終回) 臼歯部オクルーザルベニアの形成
吉木雄一朗
連載 QDT Beginners Manual for Dental Technician
石膏模型製作
第4回 ガム用シリコーンパテの採得とセパレート
清田 龍/山下陽大/髙田舞子/監修:中村悠介
連載 QDT Beginners Manual for Dental Technician
模型上での適合調整
第4回 CAD/CAM冠の適合調整②
大田葉月/京須隆行/滝沢琢也
QUINTESSENZ ZAHNTECHNIK QZ DIGEST
2023, 10 岡部和幸
NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
画像合成試適を用いた前歯部審美補綴
佐藤友光大
Topics & Information
Quint Dental Gate Topics Ranking
News & Topics
「令和5年度 公益社団法人 日本補綴歯科学会 東京支部学術大会」開催 時宜に応じたプログラムを揃え、盛況に
編集部
「日本臨床歯科学会東京支部2023年度テクニシャンミーティング」開催 Web配信に意欲ある多数の歯科技工士が参集
編集部
New Products Outlook
Meetings
Next Issue/From Editors
MASTERPIECE
渡部正己
Feature article #1
すぐに応用できる!CTを用いたコピーデンチャー製作の勧め
松田謙一/原嶋尊治
有床義歯分野も含め、デジタルデンティストリーが急速に広がる現在。中でも全部床義歯の技工においては、印象採得や顎間関係記録後の工程がデジタル上で完結できるようになってきている。しかし、最終義歯の製作においては、高額な機器やソフトウェアの導入がハードルとなり、多くの歯科医院で実践されるには至っていない。一方で、研究用模型や現義歯をスキャンして個人トレーやコピーデンチャーを製作する試みは増加しており、とくにコピーデンチャーの製作では歯科臨床や技工の効率向上に寄与している。こうした中、本稿ではCAD/CAM関連装置を本格的に用意していない歯科医院に向け、すでに普及が進んでいる歯科用コーンビームCTと無料のCADソフトウェアを活用し、デジタル化の初歩として導入しやすい方法を提示する。本法は、安価に正確なコピーデンチャーを製作することにとどまらず、3Dデータを編集することにより、さまざまな改変を容易に行えることも特徴である。
Feature article #2
前歯部インプラント補綴の審美
前編:文献から考察するエマージェンスプロファイルとエマージェンスアングル
奥田浩規/伊藤彰規
前歯部におけるインプラント治療を審美的に成功させるためには、インプラント周囲組織の状態とアバットメント形態によるエマージェンスプロファイルとエマージェンスアングルの関係を理解することが非常に重要である。そこで5 月号では、エマージェンスプロファイルとエマージェンスアングルの最新事情について、文献をベースに奥田浩規氏と伊藤彰規氏(ともに奥田歯科医院)の両名にご解説いただく。