QDT
歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌
2025年に創刊50周年を迎える「QDT」は、これからも「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。歯科医師による確かな手技と、歯科技工士による質の高い補綴装置製作が求められる補綴歯科臨床。そこには、それぞれの職分における技術の研鑽はもちろん、お互いの仕事に対する相互理解および共通言語 が欠かせない。「QDT」は、技術面でもコミュニケーション面でも歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。
月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)
QuintMobile
弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。
最新号のご案内
QDT
2025年11月号
- 目次
- 次号予告
MASTERPIECE
高い患者満足度と長期安定を目指したIOD製作
今田裕也
Feature article
#1
直接修復と間接修復の融合による前歯部審美修復戦略
―シングルセントラル症例におけるインジェクションテクニックの有用性(後編)―
幸田洋明/三浦大輔
#2
IODにおけるアタッチメント選択の基本原則
―臨床でのトラブルを防ぐ基礎知識―
後編:臨床でアタッチメントを使用する際のポイント
今田裕也
インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ
step ahead No.190 平田栄秀
Reading Matter
Guest Editorial
第164回 『高齢者の義歯問題』をこのまま放置しておいてよいのか?
塩田芳享
連載 その歯科技工に根拠はあるの?
─今日から役立つ補綴治療のエビデンス─
第5回 咬頭干渉って咬合調整して良いの?
─臼歯部側方接触にまつわるエトセトラ─
髙瀬 直
QUINTESSENZ ZAHNTECHNIK QZ DIGEST
2025, 5
岡部和幸
リレー連載 自分史上、もっとも勉強になったこの1冊
+若手に受け継ぎたい1冊
第4回
丹野 努
Clinical Article
連載 義歯臨床の成功率を高めるBPS
─その理論とテクニックを整理する─
第11回 BPSにおける人工歯の変遷と咬合様式
松田謙一
LEVEL NEXT STUDY CLUB リレー連載
審美修復治療成功のためのプロセス
第5回 NATコンセプトを用いた前歯部審美修復症例
足立 成
QDT Beginners Manual
for Dentist
連載 臼歯部支台歯形成
第5回 下顎大臼歯
古橋広樹
連載 咬合調整
前編 基礎編~咬合調整に必要な基礎知識~
阿部公成
for Dental Technician
連載 研磨
第5回 ジルコニア(前編)
郷田なつ美/大森葉奈/細谷瑛理子/冨田佳照(監修)
連載 サベヤーを用いたクラスプの設計
第5回 双子鉤(ダブルエーカースクラスプ)・ローチクラスプのワックスアップおよびスプルーイング・ワックスパターン植立
椿 康仁/河本考浩/榎木みなみ/今西秀郷(監修)
NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
フェイシャルカットバックフレームで前歯部の審美回復を目指した症例
古賀大器
Topics & Information
Quint Web Site Topics Ranking
News & Topics
新東京歯科技工士学校「卒後6年合同同期会」に参加して
岩﨑美奈子
New Products Outlook
Meetings
Next Issue/From Editors
MASTERPIECE
湯浅直人
Feature article #1
モノリシックジルコニアクラウンのためのシェードマッチングテクニック
Hiro Tokutom(i 德冨博和)/Kimiyo Sawyer/Julian Conejo/Markus B. Blatz
米国版「QDT 2025」から、Mr. Hiro Tokutom(i 德冨博和氏、Art Box Boston)らの論文を翻訳掲載。残存歯列と間接法による補綴装置とのシェードマッチングを図ることは、審美歯科治療における最重要目標であると同時に、歯科技工士が直面する最大の課題のひとつでもある。とくに近年ではモノリシックジルコニアクラウンが選択される機会が増加し、従来とは異なった考慮事項やアプローチが求められてきている。そこで本稿では、モノリシック時代のシェードテイキング法や、モノリシックに求められる解剖学的形態の付与、そしてステイニングの方法やクラウン装着時の考慮事項などについて、症例を通じて解説する。
Feature article #2
モノリシックジルコニアにおける明度コントロールの一提案
松田健嗣
以前は臼歯部、もしくは前歯部においても多数歯修復に選択されることが多かったモノリシックジルコニアであるが、現在では患者の要望やチッピングリスクを回避する目的で、前歯部少数歯修復でも選択される機会が増えてきている。このモノリシックジルコニアを使用する場合、明度コントロールが問題として挙がりやすい。ジルコニア自体も以前と比較して透光性が改善されるなど進化を続けているものの、築盛用陶材と比較すると明度コントロールの幅が非常に狭いことは未だ現実である。そこで来月号では松田健嗣氏(greKen dental lab)に、カラーリングリキッドを使用したモノリシックジルコニアにおける明度コントロールの検証結果と、その活用法についてご解説いただく。
※内容は変更となる場合がございます。