QDT

歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌

2025年に創刊50周年を迎える「QDT」は、これからも「歯科医師と歯科技工士がともに読むデジタルエイジの補綴専門誌」。歯科医師による確かな手技と、歯科技工士による質の高い補綴装置製作が求められる補綴歯科臨床。そこには、それぞれの職分における技術の研鑽はもちろん、お互いの仕事に対する相互理解および共通言語 が欠かせない。「QDT」は、技術面でもコミュニケーション面でも歯科医師と歯科技工士がともに読める誌面づくりを実践。「QDT」は、歯科医師と歯科技工士の役に立つ。

月刊、年12冊
1部定価:2,420円(本体 2,200円+税10%)

QuintMobile

弊社雑誌『ザ・クインテッセンス』『歯科衛生士』『Quintessence DENTAL Implantology』『QDT』他書籍にも掲載の治療テクニックが動画で閲覧可能になりました。より幅広いジャンルにわたって歯科情報をお届けする動画アプリ『QuintMobile』をぜひご利用ください。

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最新号のご案内

QDT

2025年12月号

  • 目次
  • 次号予告

MASTERPIECE
『ポーセレン修復における生命感の表現』
発刊にあたって

湯浅直人

Feature article
#1
モノリシックジルコニアクラウンのためのシェードマッチングテクニック

Hiro Tokutomi(德冨博和)/Kimiyo Sawyer/Julian Conejo/Markus B. Blatz

#2
モノリシックジルコニアにおける明度コントロールの一提案

松田健嗣

インタビューと症例から探る若手臨床家のラーニングカーブ
step ahead No.191 谷本一道

Reading Matter
Guest Editorial
第165回 デジタル技術が変える診断と歯科技工の未来
上原芳樹

連載 その歯科技工に根拠はあるの??
─今日から役立つ補綴治療のエビデンス─
第6回(最終回) インプラントと天然歯、ほんとに連結しちゃダメ?
─古典から最新レビューまで追ってみた─
髙瀬 直

QUINTESSENZ ZAHNTECHNIK QZ DIGEST
2025, 6
岡部和幸

リレー連載 自分史上、もっとも勉強になったこの1冊
+若手に受け継ぎたい1冊
第5回(最終回)
吉木雄一朗

Clinical Article
連載 義歯臨床の成功率を高めるBPS
─その理論とテクニックを整理する─
第12回 臼歯排列とろう義歯の試適
桑名勇至/松田謙一

LEVEL NEXT STUDY CLUB リレー連載
審美修復治療成功のためのプロセス
第6回(最終回) 審美と機能の調和を目指して
倉本慎也

QDT Beginners Manual
for Dentist

連載 臼歯部支台歯形成
第6回(最終回) ブリッジ
古橋広樹

連載 咬合調整
後編 側方ガイド~犬歯誘導・前歯誘導・グループファンクション~
阿部公成

for Dental Technician
連載 研磨
第6回(最終回) ジルコニア(後編)
郷田なつ美/大森葉奈/細谷瑛理子/冨田佳照(監修)

連載 サベヤーを用いたクラスプの設計
第6回(最終回) ワックスパターンの埋没手順とクラスプ研磨
椿 康仁/河本考浩/榎木みなみ/今西秀郷(監修)

NEXT GENERATION 新鋭歯科技工士症例集
プレスセラミックスの特長を活かしたシンレイヤリングクラウン
大利宣仁

Topics & Information
Quint Web Site Topics Ranking

News & Topics
「VIVO Aesthetic Session Vol. 2」開催
伴 依美里/田中佑昂/平山敦詞/倉本慎也

日本歯科技工所協会、日本デンタルショー2025内で3種のイベントを相次いで開催 話題の「D-Sports®」をはじめ、いずれも盛況に
編集部

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Next Issue/From Editors


MASTERPIECE
瓜坂達也

Feature article #1
ダイレクト vs インダイレクト
ラミネートベニアの選択と臨床手技(前編)

青島徹児/飯田真也/岩田 淳/荻原太郎/吉木雄一朗

 補綴・修復治療においては、維持形態を与えたインレーや歯冠を360°切削するクラウンが選択される機会は明らかに減少し、とくに前歯部ではラミネートベニアが選択される機会が増えている。このラミネートベニアには、現在のところ「ダイレクト(直接法)」と「インダイレクト(間接法)」の2種類があり、その選択における考慮事項は材料の物性、技術的難易度、そして修復後の長期安定性および審美性など多岐にわたる。
 そこで本企画では、この両者を著名臨床家諸氏がどのように選択し、臨床応用されているのかを供覧。「QDT」51年目のスタートを飾る企画として、ミニマルインターベンションを体現する審美補綴治療の最前線をお伝えしていく。

Feature article #2
無口蓋義歯を成功させる条件と製作手順

須藤哲也

 上顎無歯顎患者に対して総義歯治療を行う際、総義歯形態を受け入れられない患者も存在する。その場合、インプラントを併用できれば、吸着を利用しなくても口腔内で安定させることができ、無口蓋義歯を製作することが可能となる。しかし、費用などの問題から、インプラントが使用できない症例も存在する。そのような場合、どうすればインプラントなしで上顎無口蓋義歯を口腔内で機能させることができるのだろうか。来月号では須藤哲也氏(Defy)に、上顎無口蓋義歯を成功させる条件と製作手順を解説していただく。

※内容は変更となる場合がございます。