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アンチトロンビン III

【読み】
あんちとろんびん III
【英語】
antithrombin III、AT-III
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【同】抗トロンビンIII
【意義・目的】AT-IIIは、血漿中に生理的に存在する抗トロンビン作用を有する物質で、生理的に最も重要な凝固阻害因子である。これは蛋白分解酵素の阻害因子であるが、特にトロンビンをはじめとする蛋白分解酵素としての活性凝固因子と親和性が強く、血中ではもっぱら凝固阻害因子として働いている。
【適応疾患名】AT-IIIは肝臓で産生されるため、下記の疾患において減少する。
1)肝硬変
2)劇症肝炎
3)ネフローゼ
【検査法】血中濃度の測定は免疫学的方法とともに、ヘパリン協同因子としての性状を応用した生物学的方法によって行われている。
【正常値】血漿中濃度の正常値は、22~39mg/dl(3.4~6μM)である。